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by sasakitosio

いまどきのスパイ合戦 < 「スイスのスパイ逮捕される」!先月末、ドイツの各マスコミで大きく報道!?ドイツの税務調査官の身元を調べたことが「スパイ行為」にあたる????>

5月11日付東京新聞朝刊4面に、「太郎の国際通信」という欄がある。筆者は、ジャーナリスト・木村太郎氏だ。

 今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「「スイスのスパイ逮捕される」

 先月末、ドイツの各マスコミでこう大きく報じられた。

 スパイといえば戦前日本で諜報活動をしていたソ連のゾルゲや、第一次大戦中パリで暗躍した女性のマタ・ハリなどを連想するが、情報に国境がないようなこの時代のスパイはどんなスパイなのか、このニュースに興味をひかれた。」と切り出した。

 続けて筆者は、「逮捕されたのはダニエル・Mという名の54歳のスイス人男性で、ドイツ連邦検察庁によればドイツの税務調査官の情報を集め「スイスの諜報機関の仕事をした」容疑だという。

 ドイツの税務調査官の身元を調べたことが「スパイ行為」に当たるというのはいささか大げさにも思えたのだが、その実ドイツとスイスに間では「スパイ合戦」のようなことが起きていることが分かった。

 ことの起こりは7年前、ドイツ西部のノルトライン・ウェストファーレン州ではスイス銀行に多額の預金を隠し持っていたドイツの資産家が次々と摘発され、スイスの銀行も罰金を科せられたことだ。

 地元紙によれば、州税務当局がスイス銀行にあるドイツ人の隠し口座を記録したCD-ROMを買い、税逃れの摘発を行ったという。

 このCD-ROMのデータを検察当局が分析した結果、総額29億ユーロ(約3500億円)のドイツ人の隠し預金を発見した。(シュピーゲル誌)と言われ、これにならってラインラント・プファルツ州など他の州でもこのCD-ROMを購入して税逃れのスイス預金を摘発する地方が増えた。

 一方のスイスにしてみれば、もともと盗まれた情報がスイス銀行の不利益に使われることを見過ごすわけにはゆかないだろう。

 2012年4月、スイス検察当局はノルトライン・ウエストファーレン州の税務調査官ペーター・Bら3人を、産業スパイの容疑で逮捕するようドイツの捜査当局に要請した。

 スイス側の調べによると、問題のCD-ROMの情報はスイス銀行のクレディ・スイスの行員が盗んだもので、3人はウォルフガング・Uというスイス在住のオーストリア人を介して250万ユーロ(約3億円)で購入したという。

 スイス側は、ドイツの税務調査官3人が「盗品と知りながら情報を買った」のは産業スパイになると逮捕を求めているのだが、ドイツ側は「逮捕状執行要請は全く受け入れられない」とにべもない。」と教えてくれる。

 最後に筆者は、「今回逮捕されたスイスの「スパイ」はその後も隠し預金の情報の購入をはかるドイツの税務調査官の身元を暴露し、産業スパイの容疑で追及するために送り込まれた。

 言ってみれば「産業スパイ」退治のための「スパイ」だったようだが、この「スパイ合戦」はたしてどう決着するのだろうか。」として締めくくった。

 読んで勉強になり、面白くもあった。

 ドイツの税務調査官の身元を調べる「スイスのスパイ」にもあきれたが、その行為を「スパイ行為」として逮捕する「ドイツ連邦検察庁」もいかがなものか、と思った。

 「地元紙によれば、州税務当局がスイスの銀行にあるドイツ人の隠し口座を記録したCD-ROMを買い、税逃れの摘発を行ったという」とのこと、

 「このCD-ROMのデータを検察当局が分析した結果、総額29億ユーロ(約3500億円)のドイツ人の隠し預金を発見した(シュピーゲル誌)と言われ、これにならって、ラインラント・プファルツ州など他の州でもこのCD-ROMを購入して税金逃れのスイス預金を摘発する地方が増えた」とのこと、

 「スイス側の調べによると、問題のCD-ROMの情報はスイスの銀行クレディ・スイスの行員が盗んだもので、3人はウォルガング・Uというスイス在住のオーストリア人を介して250万ユーロ(約3億円)で購入したという」とのこと、等々を知ることができた。

 脱税の金額は不明だが、隠し資産が3500億円、CD-ROMの売値が3億、その金額の多さに、びっくりした。この現実を、トマ・ピケティ教授は、どのように評価されるか知りたくなった。

 


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by sasakitosio | 2017-05-14 16:28 | 東京新聞を読んで | Trackback