みんなで歌うグローバル音頭< 古賀メロデーで曲つけできたら、三波春夫が歌ったら、オリンピック音頭以上のヒット間違いなしだと思うが?古賀政男も三波春夫も今はいない!!>
2017年 05月 01日
4月30日付東京新聞社説横に、「時代を読む」と言う欄がある。筆者は、同志社大教授・浜矩子氏だ。
今日は、この筆者に学ぶことにした。
筆者は、「デンデンデン、テケテケテン。
地球いいとこ広いとこ。
誰もが誰かを支えている。
ソレ、お互い様のお陰様。
お互い様のお陰様。
トランプおやじが言い出した。
アメリカいい国、おらが国。
誰にも入ってほしくない。
何にも買っちゃならないぞ。
ところがどっこい、おやじさん。
あんたが好きな赤ネクタイ。
メイイド・イン・チャイナじゃないですか。
あんたが建てたい万里の長城。
外国人労働者がいるでしょう。
セメント、国産でたりますか?
ソレ、お互い様のお陰様。
娘ルペンも言い出した。
フランスいい国、あたしの国よ。
左翼も右翼もありません。
グローバル好きは非国民。
愛国主義で締め出そう。
グローバルを締め出そう。
ところがどっこい、娘さん。
ワインにチーズにルイ・ヴィトン、買ってくれなきゃ困るでしょ。
車にテレビにスマートフォン、売ってくれなきゃ困るでしょ。
ソレ、お互い様のお陰様。
お互い様のお陰様。
EU出て行くイギリス人。
それならそれでいいけれど、移民排斥ダメでしょう。
あの子は欲しい。
この子はいやだ。
いいとこどりは無理でしょう。
離婚したいけど慰謝料値切る。
それが紳士のやることか。
ソレ、お互い様のお陰様。
お互い様のお陰様。
イギリスに出て行かれるEUさん。
いじめ,みせしめ、いやがらせ。
これは全部だめでしょう。
円満離婚がいいでしょう。
離婚後のお付き合いも、どうか爽やかに。
ソレ、お互い様のお陰様。
お互い様のお陰様。
ロシアにプーチン。
ハンガリーにオルバン。
ポーランドにカチンスキ―。
トルコにエルドアン。
あっちもこっちも自己中心。
あっちもこっちも強権主義。
ところがどっこい、親分衆。
締め出されたら困るでしょ。
経済制裁いやでしょう。
ソレ、お互い様の陰様。
お互い様のお陰様。
中国の習さんも言い出した。
中国いい国、グローバル。
ダボス会議も行ってきた。
自由貿易大切よ。
ところがどっこい、習先生。
ご都合主義自由貿易もいけません。
いつでも態度は同じでね。
相手が誰でも同じでね。
ソレ、お互い様のお陰様。
お互い様のお陰様。
アホノミクスの僕ちゃんは言っている。
日本すごい国、強い国。
世界制覇に打って出る。
目指すは、グローバル・ステージのセンター
だ。
戦後レジュームとのおさらばだ。
ところがどっこい、僕ちゃんさん。
世界制覇はいけません。
戦前世界に戻れない。
戦前世界は立ち入り禁止。
グローバル・ステージにセンター要らず。
グローバルステージはみんなのステージ。
みんなでみんなの役つくる。
ソレ、お互い様のお陰様。
お互い様のお陰様。
どうした国連。
どうしたIMF(国際通貨基金)にWTO(世界貿易機関)。
G20もどうしたの?
がんばるならば、今でしょう。
打倒保護主義。
打倒強権。
今こそ世のため人のため。
デデンデンデン、テケテケテン。
みんなで一緒に言いましょう。
みんなで生きるグローバル。
みんなで生かすグローバル。
誰も一人じゃ生きられない。
だからこそ、だれも独りぽっちになりゃしない。
だからこそ、誰も一人じゃ威張れない。
それ、お互い様のお陰様。
声高にご一緒に、お互い様のお陰様。」として締めくくった。
読んで大変面白かった。
トランプも、習近平も、プーチンも、ルペンも、安倍首相も、EUも、IMFも、WTOも、お互い様とお陰様でくくると、みんなみんな仲良くなれそうな気がした。、