テロとミサイル < それよりズート怖い「原発事故」!!稼働中の原発がテロとミサイルの標的となったら、「地面に伏せる」程度で被爆の被害は防げない!!安倍総理、その時はお手上げですか?>
2017年 04月 26日
4月25日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。
筆者は、ルポライター・鎌田慧氏だ。
今日はこの筆者に学ぶことにした。
まず筆者は、「まるで今すぐにでも北朝鮮から日本にミサイルが飛んできそうな議論が盛んだ。
ミサイルが発射されたら「ただちに発信する」と23日のNHK日曜討論で、自民党の茂木敏充政調会長が説明した。
「防災訓練」とか「シェルター」の言葉も出た。
米海軍の原子力空母カールビンソンが波を蹴立てて朝鮮半島に急行、海上自衛隊のミサイル防衛のイージス艦も合流、
共同訓練を始める。
ところが、さしもの北朝鮮も日本にミサイルを撃ちこむとは言っていない。」と切り出した。
続けて筆者は、「茂木氏は在韓邦人6万人以上を救済しなくては、と集団的自衛権行使を暗に示唆している。
弾頭にはサリンが装てんされていると安倍首相。
軍備増強が目的か。
政府はにわかに危機意識をあおっている。
官房長官は記者会見で、ミサイル攻撃に対して「地面に伏せる」など避難法を発表した。
トランプ大統領の「あらゆる選択肢がテービルにある」と戦争のカードまで示したことに反応したのだろうか。」と指摘した。
最後に筆者は、「国会周辺でも、委員長席に詰め寄る野党議員もテロ、と自民党議員たちが言い募る。
「テロ」でまぶされた、民主主義抑圧の共謀罪が、自公共謀によって、採決が強行されようとしている。
声高なミサイルとテロの不安より、原発事故の方がはるかに怖い。
「地面に伏せる」程度で被ばくの被害は防げない。」として締めくくった。
読んで勉強になった。
「軍備増強が目的か、政府はにわかに危機意識をあおっている」との指摘、
「「テロ」でまぶされた、民主主義抑圧の共謀罪が、自公共謀によって、採決が強行されようとしている」との指摘、
「声高なミサイルとテロの不安よりも、原発事故の方がはるかに怖い」との指摘、等々はあたっていると思った。
そして、テロやミサイルに稼働中の原発が狙われた時の「対策」を、政府はなにも出していない。ここが、野党もマスメデイアも、攻めどころのような気がした。