憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

アラブの声 大国に響くか ヨルダン死海沿岸から < 今回の首脳会議は、パレスチナ問題の「2国家共存」を支持し、在イスラエル米大使館のエルサレム移転に反対する姿勢を共同宣言で明確に!!>

415日付朝日新聞朝刊17面に、「風」という欄がある。

 筆者は、中東アフリカ局長・翁長忠雄氏だ。

 今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「海抜マイナス420メートル。

 イスラエル、ヨルダン、パレスチナ自治区に接する死海。

 塩分が高すぎて生物の生息が難しいことからその名がついた。

 3月末にヨルダン側の死海ほとりで開かれたアラブ連盟首脳会議を取材した。

 首脳たちの演説を、会議場とは別のホテルに設けられた記者会見場の大画面で見た。

 中東和平、シリア内戦、リビアの混乱、イエメン内戦、過激派組織「イスラム国」(IS)との戦い・・・・・。

 日ごろ取材対象になっているテーマばかりだが、列挙されると、中東が抱える課題の深刻さを思い知る。

 レバノンのミシェル・アウン大統領の発言は痛切だった。

 「不幸なことに爆発音と殺戮がこの地域を覆っている。アラブ連盟は解決策を見いだせていない。今こそ流血を止めるための役割を取り戻さなければならない」」と切り出した。

 続けて筆者は、「アラブ連盟は1945年にアラブ諸国の独立と主権を守るために発足したが、迷走を続けてきた。

 48年、第一次中東戦争で結束を欠いてイスラエル建国を招き、

 79年、エジプトはイスラエルと平和条約を締結すると脱退に追い込まれ(89年に復帰)

 90年、湾岸戦争では親イラク派と反イラク派が対立した。

 混迷の原因は、王制国家や独裁国家同士の主導権争いや大国の介入が続いてきたからだ。

 その構図は今も変わらない。

 2年前の首脳会議ではイエメン紛争の激化や、ISの台頭を背景にアラブ合同軍の創設に合意。

 だが合意を主導したエジプトとサウジアラビアの指揮権をめぐる思惑から調整がつかず、立ち消えになった。

 シリア内戦では、政治的解決を目指していながら、化学兵器使用問題で米国がシリアの空軍基地を爆撃すると、アサド政権に反対するサウジアラビアや湾岸諸国は歓迎した。

 アサド政権と協調するイラク、同政権を支えるロシアに気兼ねするエジプトは態度をあいまいにした。

 パレスチナ出身の知人は「アラブの首脳はチェスの駒だ」とたとえた。

 キングやクイーン、ナイトなどの駒はさまざまな動きを見せるが、プレイヤーあくまで米国やロシアといった大国。駒は自らの思惑で動けないというのだ。」と指摘した。

 最後に筆者は、「今回の首脳会談は、パレスチナ問題の「2国家共存」を支持し、在イスラエル米大使館のエルサレム移転に反対する姿勢を共同宣言で明確にした。

 イスラエル寄りの姿勢をあらわにしているトランプ大統領への異議申し立てだ。

 結束して意思を示したことは成果だが、米国を説得できるかどうかがより重要だ。

 4月に入り、エジプトのシーン大統領やヨルダンのアブドラ国王が渡米し、トランプ氏と相次いで会談した。

 中東和平交渉の再開を話し合った。パレスチナ自治政府アッバス議長も近く渡米する。

 「トランプン詣で」と揶揄する向きもあるが、交渉再開に向けた前向きな動きだと評価したい。

 アラブ世界は大国の草刈り場になってきた。

 トランプ氏がアラブの声に謙虚に耳を傾けなければ、大国の横暴に向けられた人々の怒りが噴出しかねない」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「3月末にヨルダン側の死海のほとりでアラブ連盟首脳会議が開かれた」とのこと、

 「アラブ連盟は1945年アラブ諸国の独立と主権を守るために発足したが、迷走をつづけてきた」とのこと、

 「48年、第一次中東戦争で結束を欠いてイスラエル建国を招いた」とのこと、

 「79年、エジプトはイスラエルと平和条約を締結すると脱退に追い込まれ(89年に復帰)」とのこと、

 「90年、湾岸戦争では親イラク派と反イラク派が対立した。」とのこと、

 「2年前の首脳会議ではイエメン紛争の激化や、ISの台頭を背景にアラブ合同軍の創設に合意。だが合意を主導したエジプトとサウジアラビアの指揮権をめぐる思惑から調整がつかず、立ち消えになった」とのこと、

 シリア内戦では、政治解決を目指していながら、化学兵器使用問題で米国がシリアの空軍基地を爆撃すると「アサド政権に反対するサウジアラビアや湾岸諸国は歓迎した。アサド政権と協調するイラク、同政権を支えるロシアに気兼ねするエジプトは態度をあいまいにした」とのこと、 等々を知ることができた。

 筆者は「混迷の原因は、王制国家や独裁国家同士の主導権争いや大国の介入が続いてきたからだ」と指摘する。その通りだとすると、王制国家の変革も、大国の介入排除も、誰も手が付けられない難題だ。
 日本としては、八方美人を決め込み、誰とでも経済交流文化交流を積み友好促進を重ねるしかないようだ。
 過日、エルサレム一人歩きの旅のついでに、死海のほとりのホテルで一泊し、死海の沿岸、死海の中を走る真っ白な「塩の道」ホワイトロード歩き、死海に指を突っ込み、死海の塩水をなめた、ことを思い出した。水はしょっぱいを過ぎて、苦かった。


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by sasakitosio | 2017-04-18 06:29 | 朝日新聞を読んで | Trackback