憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

教育勅語 過去の遺物が教材か <その本質は、いざという時には一身をささげて皇室国家のために尽くせ、だよ!皇室国家はどこにあんの!?国民主権のいまどきの内閣のすることか!???>

4月2日付朝日新聞社説に、教育勅語のことが載った。

 今日はこの社説を学習することにした。

 まず社説は、「安倍内閣が教育勅語について「憲法や教育基本法に反しない形で教材として用いることまで否定しない」とした答弁書を閣議決定した。

 この決定に強い疑念を抱く。

「朕(明治天皇)」が「臣民(国民)」に示した教えが教育勅語だ。

 天皇と国家への服従を説き、国民を戦争へと駆り立てる役割を果たした。国民に批判の自由はなかった。

 親孝行、夫婦仲良く、友達を大切に。教育勅語が説く徳目を肯定的に捉えるべきだ、という主張も自民党などにある。

 だが教育勅語の本質は、こうした徳目を実行することで、「一旦緩急あれば義勇公に奉じ、以て天壌無窮の皇運を扶翼すべし」(いざという時には一身を捧げて皇室国家のために尽くせ)と国民に求めたことだ。」と切り出した。

 続けて社説は、「こうした歴史的事実を教えるための資料として教育勅語を使うことはあってもいい。

 だが、安倍内閣の思惑はそれにとどまるまい。

 「戦後レジームからの脱却」を説いてきた首相、復古的な憲法改正草案をもつ自民党、教育勅語を「全体として」肯定する稲田防衛相・・・・・。

 この内閣の言動や思想を併せ考えれば、今回の閣議決定は、戦前の価値観に回帰しようとする動きの一環と見なければならない。

 これが教育現場でのなし崩しの教育勅語復権につながる恐れは否定できない。

 松野文部科学相は教育勅語の授業での活用について「適切な配慮の下であれば問題ない」としているが、何が「適切」なのか、どう判断するのか。」と指摘した。

 最後に社説は。「教育勅語は終戦後の1948年、衆院で排除の、参院で失効の決議がされた。

 参院決議はこう述べている。

 「われらは日本国憲法にのっとり、教育基本法を制定し、わが国とわが民族を中心とする教育の誤りを払拭し、真理と平和を希求する人間を育成する民主主義教育理念を宣言した。教育勅語がすでに効力を失った事実を明確にし、政府は勅語の謄本をもれなく回収せよ」

 今回の閣議決定は、この決議と真っ向から対立する。

 親孝行などの徳目は大事だ。

 しかしそれは、教育勅語という「過去の遺物」を持ち出さなければ、子供たちに教えられないものではない。

 教育勅語は国民主権、基本的人権の尊重など現行憲法の基本原則と相いれない。子供たちを教え、導く学校現場にふさわしい教材とは到底、言えない。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「安倍内閣が教育勅語について「憲法や教育基本法に反しない形で教材として用いることまでは否定しない」と答弁書を閣議決定した」とのこと、

 「教育勅語は終戦後の1948年、衆院で排除の、参院で失効の決議がなされている」とのこと、

 「今回の閣議決定は、この決議と真っ向から対立する」とのこと等を教えてもらった。

 憲法や教育基本法に丸ごと違反している「教育勅語」を、教材として使う道は、教育勅語がどれほど憲法や教育基本法に反しているかを教える道しかないのではと、思った。

 


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by sasakitosio | 2017-04-08 07:41 | 朝日新聞を読んで | Trackback