憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

部分と全体 < 教育勅語擁護論?部分をいくら取り出しても、皇国史観教育という全体像はくつがえらない!!戦前の亡霊に支配された「内閣」をみるような「白昼の悪夢」だ!!!!!????>

4月5日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。

 筆者は、文芸評論家・斉藤美奈子氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

まず筆者は、「20年ほど前に「教科書が教えない歴史」(産経新聞・1996)という本がベストセラーになったことがある。

 著者は自由主義史観研究会(代表・藤岡信勝氏)

 戦前戦中の日本の立場を代弁する一方、命がけで植民地にダムを造った日本人がいた、関東大震災時にも朝鮮人を守った警察署長がいたなど「立派な日本人は大勢いた」という話が満載。

 これをもって日本の植民地支配や震災時の朝鮮人大虐殺が帳消しになるとでも思ったか。

 冗談はよしこさんである。」と切り出した。

 続けて筆者は、「子は父母に孝行し、兄弟姉妹は助け合い、夫婦は仲睦まじくなど、教育勅語にもいいことが書いてある。

 そんな声を聞いて思い出したのが、この本のことだった。

 「教科書が・・・」は部分を強調することで全体に印象を薄める効果を狙った本だった。

 教育勅語擁護論も同じ。

 部分をいくら取り出しても、皇国史観教育と言う全体像はくつがえらない。

 だいたい父母や兄弟姉妹や夫婦に関する部分だって、旧民法につながる家族主義、戦前の悪しき慣習に基づいた教えなんだからね。

 部分的にすらいいとは絶対言えないのだ。」と指摘した。

 最後に筆者は、「「教科書が・・・」は結果的にいわゆる「自虐史観批判」の端緒を開き、10年後には第一次安倍政権下で教育基本法が改定され、そして20年後の現在は・・・。否定すべき点は全否定しないと禍根を残すのよ。」として締めくくった。

 読んで、毎度、筆者の歯切れの良さに感心している。 

 それで満足して、あとは何もしないようではいけないのだが。

 「20年前に「教科書が教えない歴史」という本がベストセラーになった」とのこと、

 「著者は自由主義史観研究会(代表・藤岡信勝氏)」とのこと、

 「命がけで植民地にダムを造った日本人がいた、関東大震災時にも朝鮮人を守った警察署長がいたなど「立派な日本人は大勢いた」と言う話が満載。」とのこと、等々を知ることができた。

 また、筆者の「「教科書が・・・」は部分を強調することで全体の悪印象を薄める効果を狙った本だった。教育勅語擁護論も同じ」との指摘、

 「「教科書が・・・」は結果的に「自虐史観批判」の端緒を開いた」との指摘、

「10年後には第一次安倍政権下で教育基本法がかいていされた」との指摘、等々は筆者の指摘通りだと思った。 

 そして、安倍内閣の閣僚の誰ひとり、「教育勅語」に異議を唱えない事の異様さは、驚きだ!

 主権在民の日本国憲法で存在している「内閣」が、皇国史観で固められているという、大矛盾を目の当たりに見るようで、おおーゴッド!!

 


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by sasakitosio | 2017-04-06 06:29 | 東京新聞を読んで | Trackback