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by sasakitosio

なぜ弱者を憎むのか < 心の闇が憎悪を生む?背景には家計の帳尻合わせに四苦八苦する勤勉な人々がいる!!>

3月30日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」と言う欄がある。筆者は、法政大教授・竹田茂夫氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「誰一人飢えたり凍えたりする者がいてはならない。そういう者がいれば強制収容所行だ」。

 ナチス時代のジョークだが、弱者排除の論理や心理を言い立てている。

 1834年英国議会は生存権を保障した救貧法が貧民の勤労意欲を削ぎ、社会を荒廃させたとして制度を廃止した。

 賃金の為に労働に携わる階級が生まれたが、市場最も過酷な社会改革と言われる。

 根拠となった議会報告書は貧困や失業を自己責任とする古典派経済学の色眼鏡に基づいていた。

 弱者とは怠け者と言うわけだ」と切り出した。

 続けて筆者は、「1980年代以降、英米の新自由主義政権はこの見方を復活させた。

 背景には家計の帳尻合わせに四苦八苦する勤勉な人々がいる。米国では福祉給付で自堕落な生活を送る「福祉女王」のイメージから

黒人貧困層への憎悪が広がり、「福祉から就労へ」政策が大きく転換した。

 英国では福祉の準市場(受益と負担の交換)がうたわれたが、日本は悪名高い「障害者自立支援法」でこの理念を直輸入した。」と教えてくれる。

 最後に筆者は、「優生思想に行き着かなくとも、弱者への憎悪は生死にかかわる。

 トランプ政権の国民医療保険案は成立していれば多数の無保険者を生み、毎年4000人以上の命を奪うという。

 日本の生活保護たたきと同じで、心の闇が憎悪を生むというより誤った社会観こそ問題なのだ。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「1834年、英国議会は生存権を保障した救貧法が貧民の勤労意欲を削ぎ、社会を荒廃させたとして制度を廃止した」とのこと。

 「1980年以降、英米の新自由主義政権はこの見方を復活させた」とのこと、

 「米国では福祉給付で自堕落な生活を送っている「福祉女王」のイメージから黒人貧困層への憎悪が広がり「福祉から就労へ」政策が大きく転換した」とのこと、

 トランプ政権の国民医療保険案が成立していれば多数の無保険者を生み、毎年4千人以上の命を奪うという」とのこと、等々を知ることができた。

 貧困や失業を自己責任100%と言われると、違うのではと言いたくなる。また、だれしも「怠け心」はあるし、「易き」に流れやすい傾向はあることも確かだ。個人としても、社会としても、個人の能力を100%開花させることで「社会全体が物心ともに

豊かに」なる道がないものだろうか。

 「福祉から就労へ」の政策転換もあながち否定的に捉えることもないかもしれない。その政策転換が目指す方向が、労働が苦役ではなく、自己実現・自己解放の喜びになる、そんな社会づくりであれば! ためには、完全雇用が「国家の責務」にならなければならないような気がするが?


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by sasakitosio | 2017-04-01 07:54 | 東京新聞を読んで | Trackback