憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

パンと道徳<2018年度から使用される道徳教科書!文科省の検定基準にないもの=人権についての規定、個人の権利、差別問題??検定基準の基本的人権基準が必要ジャン!!>

3月29日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、文芸評論家・斉藤美奈子氏だ。

 今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「2018年度から使用される道徳教科書。「パン屋」が「和菓子屋」に変更された?

 国や郷土を愛する態度が足りないから?

 あほか、と思った人が多いはず。」と切り出した。

 つづけて筆者は、「細かいツッコミならいくらでもできる。

 日本のパンの元祖は、幕末の伊豆韮山の代官で兵学者でもあった江川太郎左衛門が兵糧として焼いたパンだったこと。

 明治初期に木村屋が開発したアンパンは発酵に饅頭用の酒種を使ったこと。

 一方、和菓子は遣唐使が持ち帰った中国の菓子がルーツを持つこと。

 和菓子の発展を促した茶の湯も、栄西が大陸から持ち帰った茶からはじまること。

 つまりどちらも郷土というより国際交流のたまもので、両者の間に差などはない。」と教えてくれる。

 さらに筆者は、「とはいえ問題は文科省の検定基準だろう。

 道徳教育について、文科省は4つの視点に基づく22項目を掲げている。

 ここには「感謝」「礼儀」「伝統と文化の尊重、国や郷土を愛する態度」などとともに「規則の尊重」「勤労、公共の精神」「家族愛 家庭生活の充実」等が含まれる。

 人権についての規定はなし、個人の権利は教えない。差別問題にも触れない。全体に従順で主張しない子を求めている印象だ。」と指摘した。
 最後に筆者は、「教科書だけでなく、これを基準に道徳観に点数をつけるのだ。パンの変わりが和菓子なら教科化された道徳は教育勅語のリニューアル版?アンパンマンが怒るよ。」として締めくくった。 

 読んで勉強になった。

 日本における「パン」と「和菓子」の歴史を知ることができた。「講釈で木村屋のアンパンの由来」を聞き、「西安で空海や最澄の足跡を訪ねて歩き回り、小野妹子の歌碑の前でたった一人で吟詠」した事を思い出した。

 「道徳教育について、文科省は4つの視点に基づく22項目を掲げている。

 ここには、「感謝」「礼儀」「伝統と文化の尊重、国や郷土を愛する態度」などと共に「規則の尊重」「勤労、公共の精神」「家庭生活の充実」などが含まれる」とのこと。これらに特別異論はないが、天下りあっせんを組織ぐるみに実践した「文科省」の役人はじめ原発事故の責任を取らない「為政者」がまず実践の範を垂れなければ、あほらしくて聞いていられない。

 また「人権についての規定はなし。個人の権利は教えない。差別問題にもふれない。全体に従順で主張しない子を求めている印象だ」との筆者指摘。確かに。

 これを、2013年成立の特定秘密保護法、2014年集団的自衛権行使容認する閣議決定、15年の自衛隊の海外での武力行使を可能にする安全保障関連法の成立、駆け付け警護、「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ「組織的犯罪処罰法改正案が21国会提出、等々歴史的流れの中に、この「2018年どから使用される道徳教科書そしてその中身」があるような気がした。恐ろしい歴史は繰り返すというのか? どうすりゃ、いいのお!!?


[PR]
トラックバックURL : http://sasakitosi.exblog.jp/tb/24031622
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
by sasakitosio | 2017-03-30 07:04 | 東京新聞を読んで | Trackback