憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

政権に蔓延するうそ 誰がトランプを止める?<誰も止められないのでは?ただ、トランプのツイートを誰も聞かなくなれば、信用しなくなれば、彼もうそを言わなくなるのでは?>

3月10日付朝日新聞朝刊17面に、「クルーグマン コラム」という欄がある。 筆者は、米ニューヨーク市立大学教授・クルーグルマン氏だ。

 今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「ジェフ・セッションズ米司法長官のうそがばれた。上院の指名公聴会で2016年の大統領選の期間中にロシア当局と接触したことを否定していたが、実際には駐米ロシア大使と2度面会していた。しかも、大使は大物スパイでもあると報じられている。

 この事実が明るみに出たため、セッションズ氏は、ロシアが大統領選に介入したした疑惑の捜査に関与しないと言わざるをいなくなった点は、見過ごせない。

そうでなければ、トランプ陣営と結託していた可能性があるロシアの疑惑の捜査は、彼が指揮していただろう。

 だが、セッションズ氏ばかりに焦点を当てるのはやめよう。何しろ閣僚ではほかにも、スコット・ブルイット環境保護局(EPA)長官、トム・プライス厚生長官、ステーブン・ムニューシン財務長官といった人たちがうそをついている。

 そして、マイケル・フリン氏もこの仲間に入るはずだった。だが、大統領補佐官はだったフリン氏は、セッション氏と同じように駐米ロシア大使との接触についてうそをついたことをメデイアに暴かれ、そして、辞任せざるを得なくなった。

 今やトランプ政権の幹部の中で、宣誓した上でついたうそがばれない人の数を数える方が、ばれた人を数えるよりはやい。偶然に起こったことではない。」と切り出した。

 続けて筆者は、「かって、米国の政治文化の批評家たちは、政治家が常に情報を操作していることを糾弾したものだった。それには根拠があった。政治家たちは、やっかいな事実を軽く扱い、自らの行動を実際よりはるかに良く見せることが当たり前になっていた。

 だが、情報操作の時代は終わったことが明らかになっている。代わって、露骨で恥知らずな欺瞞の時代になった。

 もちろん、うその蔓延には、トップに立つ男の性格が反映している。

 これまで、どの大統領も、あるいはどんな主要政治家も、ドナルド・トランプ氏ほど自由にかつしょっちゅう、うそをついたことはない。

 これは、単にトランプ氏の話にとどまらない。

 すくなくともこれまでのところ、彼はうまく逃げ切っているが、数多くの人々の協力があってこそできている。

 共和党議員のほぼ全員、多数の有権者、そしてかなりのメデイアが加担している。

 重要なのは、「政治家はいままでいつもうそをついていたし、これからもずっとそうだろう」などと、冷笑するだけで済まさないことだ。トランプ氏のやり方は、これまで私たちが経験してきたすべてと異次元のレベルにある。

 ひとつ例をあげると、かって政治家が真っ赤なうそをつくのは、簡単に調べがつかない、秘密の話やら、闇取引やらに限られていた。だが、現大統領は、3年前にモスクワでミスユニバースの大会を開催し、つい昨年には「私はロシアをよく知っている」と明言しながら、先月に「ロシアにこの10年、電話をかけていない」という男だ。

 政策に関しても、政治家が虚偽の説明をするのは、これまでならば比較的検証しづらい主張に限られていた。ジョージ・W・ブッシュ元大統領は、減税の主な対象は中間層だと力説したことがある。事実ではなかったが、それを明らかにするにはかなり膨大な計算を思案ければならなかった。

 しかし、トランプ氏の主張は、殺人発生率がこの45年間で最悪だというものだ。だが、発生率は2015年に上昇したとはいえ、1990年の半分しかない。さらに、主張の間違いが証明された後も、とにかく繰り返し続けている。」と指摘した。

 最後に筆者は、「ここで問われるのは、いったい誰が彼を止められるか、という点だ。

 共和党議員が道徳性にかけ、大統領を制止するような行動をとりそうもないことは、日に日にはっきりしてきている。

 たとえ、外国勢力のスパイに[政権を]打倒しようとする動きがあり、政権幹部がそのストーリーに一枚かんでいる可能性が現実的になあったとしても、状況は変わりそうにない。

 富裕層の減税と貧困層への給付の削減を行える限り、ひるむことはなさそうだ。

 現在の選挙制度の状況では、本選挙が多くの政治家にとってあまり意味をなさなくなっている。

 つまり、現実的には共和党予備選の有権者が政治を決している。

 やっかいな真実は決して入り込まない、FOXニュースの世界しか知らない人たちだ。

 ジャーナリズムはどうなっているのか?

 言論界も私たちを失望させるのか?

 公平を期すために言うと、トランプ政権発足がの数週間には、ジャーナリズムの栄光の日々があった。

 独裁気質の連中が隠し通そうとしている秘密を、記者たちは洗い出してきた。そのプロ意識と勇気は、高く評価しなければならない。

 だが問題は、その後にトランプ大統領が議会で行った施政方針演説への反応だ。

 大半のニュースメデイアを見ると、絶望を感じる。

 演説内容は、うそとひどい政策提案だらけだった。

 それがプロンプターに映し出され、落ち着いた口調で読み上げられると、誰もが突然「うそつき長官」を「大統領にふさわしい」と断言するようになった。

 たったそれだけで、かってなく欺瞞に満ちた男の禊が済み、米国の最高位に就任できるのなら、絶望的だ。

 そんなことが再び起きないように、願おう。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「いまやトランプ政権の幹部の中で、宣誓した上でついたうそがばれていない人を数える方が、ばれた人を数えるより早い」との指摘、

 「情報操作の時代は終わったことが明らかになっている。代わって、露骨で恥知らずな欺瞞の時代になった」との指摘、

 「どの大統領も、あるいはどんな主要な政治家も、ドナルド・トランプ氏ほど自由かつしょっちゅう、うそをついたことはない」との指摘、

 「トランプ氏のやり方は、これまで私たちが経験してきたすべてと異次元のレベルにある」との指摘、

 「さらに、主張の間違いが証明された後も、とにかく繰り返し言い続ける」との指摘、等々の指摘はよく理解できた。

 筆者は、「ここで問われるのは,いったいだれが彼を止めるか、と言う点だ」と、問いかける。誰も彼のうそを止めることができない、と思う。彼にもうそを言う自由が基本的人権で保障さいるのだから。ではどうするか、みんなでうそから出た「指示・命令」には従わないことが、一番効き目があるのではないか。

 それこそ、主権者国民の人権度、民主主義度が試される。

 ひるがえって、連日ニュースを面白くしている「稲田防衛大臣」も、トランプ大統領と似ているような気がしてならない。

 

 


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by sasakitosio | 2017-03-16 17:33 | 朝日新聞を読んで | Trackback