憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

教育勅語 <その本質は「戦前の日本において天皇こそあらゆる道徳の源泉であることを」宣明している点で、「一般国民、あるいは臣民には天皇のために命を投げ出すことが」美徳と!?>

3月12日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という欄がある。。筆者は、法政大教授・山口二郎氏だ。今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「森友学園問題を契機に、あの幼稚園で教え込んでいた教育勅語の評価が政治問題となった。

 稲田防衛相が国会質疑で、

 「日本は道義国家を目指すという教育勅語の精神は、今も取り戻すべきだと考えている」と述べたことにあきれた。」と切り出した。

 続けて筆者は、「友達を信じ合いといった個々の教えだけを取り出して、勅語は現代にも通用すると主張するのは、勅語の評価を根本的に誤っている。

 教育勅語の本質は、戦前の日本において天皇こそあらゆる道徳の源泉であることを宣明している点にあり、一般国民、あるいは臣民には天皇のために命を投げ出すことが美徳だと押し付けている。

 聖書や論語にも人倫が気当てあるのだから、同様の人倫を謳っている教育勅語も尊いという議論も見当違いである。

 キリスト教や儒教を信じるかどうかは個人の自由である。しかし、戦前の日本では勅語を否定する者は非国民として排斥されたのである。」と指摘した。

 最後に筆者は、「安倍首相は同盟国を訪問するたび、民主主義、基本的人権などの価値観を共有するという。

 これらの価値観と教育勅語は絶対に相いれない。

 防衛相が教育勅語を復活させたいというなら、それは安倍首相の価値観に対する挑戦である。

 深刻な閣内不一致であり、首相は防衛相を罷免すべきである。あの戦争の甚大な犠牲の上に確立したはずの国民主権はいったい何なのだ。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「安倍首相は同盟国を訪問するたび、民主主義、基本的人権などの価値観を共有すると言う。これらの価値観と教育勅語は絶対に相いれない」との筆者の指摘は、よく理解できた。

 とすれば、「防衛相が教育勅語を復活させたいというなら、それは安倍首相の価値観に対する挑戦である」との指摘は、その通りだ。

 安倍首相の側から、防衛相罷免の声は全く聞こえてこない。摩訶不思議な安倍内閣、安倍総理大臣だ。

 


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by sasakitosio | 2017-03-13 06:05 | 東京新聞を読んで | Trackback