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by sasakitosio

理論とイデオロギー <A・スミスの「神の見えざる手」はよく聞く!一般均衡は今でも理論家の葵の印籠だ!?「経済学は不況という大問題を解決した」、ほんと!?>

3月9日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、法政大教授・竹田茂夫氏だ。

 今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「先ごろ亡くなった経済学者K・アロー氏には最大限の賛辞がささげられてきた。

 1950年代の「価格が支障なく動けば全市場で需給が一致し(一般均衡)、社会的に最善の結果が出来る」という論文はその後の経済学者の市場観を方向付け、A・スミスの「神の見えざる手」に数学的証明との誤解も生まれた。

 一般均衡は今でも理論家の葵の印籠だ。

 60年代の著名論文はその市場観を見直したが、論点のモラル・ハザードや市場の失敗は人口に膾炙している。」と切り出した。

 続けて筆者は、「だが、違和感を持つ経済学者も多いはずだ。

 大学助手のころ、同氏らの主著「一般均衡分析」を数人の院生に講義したことがあったが、三週目で全員脱落。

 過度の数学化には抵抗が大きく、流行は統計データ重視へ移りつつある。」と指摘した。

 最後に筆者は、「リベラルなアロー氏の思惑から離れて、市場均衡理論は保守派の市場原理主義に形を変え、2003年のルーカス米経済学会会長の発言、「経済学は不況という大問題を解決した」につながる。

 この慢心はリーマン・ショックで雲散霧消したが、規制緩和論には別の誤解が残っている。

 「個別市場で市場の失敗を是正して競争条件を作り出せば、全体として最善の結果に近づく」。

 これには何の理論的根拠もない上に、現実の市場経済は全く異なる様相を呈している。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 経済学者K・アロー氏の論文「価格が支障なく動けば全市場で需給が一致し(一般均衡)、社会的に最善の結果が出来する」との論文がある」とのこと、

 「一般均衡は今でも理論家の葵の印籠」とのこと、

 市場均衡理論は「2003年のルーカス米国経済学会会長の発言、「経済学は不況という大問題を解決した」につながる」とのこと、

 「この慢心はリーマン・ショックで雲散霧消した」とのこと、等々を知りことができた。

 大学での経済学の講義を受けている気分で、気持ちはいいが、理解は難しい。


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by sasakitosio | 2017-03-10 06:32 | 東京新聞を読んで | Trackback