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by sasakitosio

監獄株式会社 < 米国に1100万人もいる不法移民!強制送還で末端の役人が勢いづき?移民社会にパニック!?儲かるのが「民間監獄」業界???>

32日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、法政大教授・竹田茂夫氏だ。

今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「米国に千百万人もいる不法移民について、軽微な違反も見逃さずに強制送還するとの米新政権の方針で、末端の役人が勢いづき、移民社会にパニックが広がっている。

 昨日の議会演説で大統領はやや軟化したが、「法と秩序」の看板は下ろさない。

 大量の逮捕者の一時収容施設が必要になるが、この機にもうけようというのが「民間監獄」業界だ。」と切り出した。

続けて筆者は、「米国では1970年代以降、特にレーガンとクリントン両政権の新自由主義政策で、刑務所と拘置所数は5倍に膨れ、220万人を超える。

 民間監獄に収監されているのは一部(約13万人)だが、囚人が増えるほどもうかる仕組みで、劣悪な管理や人権侵害が指摘されてきた。

 それでも、新司法長官は増え続ける囚人対策に民間監獄を使う意向だ。広大な国土をめぐる囚人移送も零細業者に外注され、事故が多発している。

 奴隷制の歴史を引きずる米国刑法の制度的人種差別も周知の事実だ。」と指摘した。

 最後に筆者は、「米新政権は市場信仰の下に多くの証拠に目をつぶり、金融・教育・刑罰・軍事の領域で規制緩和や民営化を推進する一方で、秩序維持のために法的規制を強める。

 異色の法学者B・ハーコートの「自由市場の幻想」(未訳)は、市場の「自由放任」と社会的統制の「法的専制」の二分法を18世紀の経済学の起源にさかのぼって解明している。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 米国では1970年代以降、「刑務所と拘置所の囚人数は5倍に膨れ、220万人を超える」とのこと、

 「民間監獄に収監されているのは一部(13万人)」とのこと、

 「広大な国土をめぐる囚人移送も零細業者に外注され、事故が多発している」とのこと、

 「異色の経済学者B・ハーコート氏の「自由市場の幻想」(未訳)は、市場の「自由放任」と社会的統制の「法的専制」の二分法を18世紀の経済学の起源にさかのぼって解明している」とのこと、等等を知ることができた。

 自由と民主主義の国、ニュードリームの国、学ぶべき国、と思っていたアメリカが、トランプ大統領の登場で反面教師の国になったような気がした。また、ハーコート氏の「自由放任」と「法的専制」の二分法は、社会や政治を考える新しい「ヒント」を得たと思った。

 

 


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by sasakitosio | 2017-03-03 07:04 | 東京新聞を読んで | Trackback