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by sasakitosio

未来の農業 安全・安心伝える「お墨付き」<欧州ではGLOBAL G.A.Pという企画をとった農産物が流通量の7~8割、全世界で17万件が取得!日本は約400件!?>

2月14日付朝日新聞朝刊11面に、「波聞風問」という欄がある。筆者は、編集委員・多賀谷克彦氏だ。

 まず筆者は、「「東京五輪の選手村で、日本産の食材をたくさん提供できればいいのですが・・・・」。

 昨年末、ある会合で同じテーブルだったイオンアグリ創造社長の福永康明さん(47)の話は意外だった。

 海外での和食の評価は高いはずだ。訪日外国人も屋台で日本食材をほおばっている。

 それも安全安心の評価を得ているからこそ。

 「どうしてですか」と思わず尋ねた。

 福永さんは「農産物の生産工程を管理する国際規格の認証を得た生産者がすくないからです」と言う。」と切り出した。

 続けて筆者は、「欧州ではGLOBAL G.A.P.(Good Agricultural Practice)という規格をとった農産物が流通量の7~8割を占め、全世界では17万件が取得する。ロンドン五輪では、この規格か,同等の規格認証を得た生産者の食材が中心になったという。

 ところが、日本の取得生産者はイオンアグリなど約400件にとどまる。

 そもそも、G-GAPの誕生は1990年代、欧州で食品の安全性を問う事故がたび重なったからという。

 大手小売業が生産者に、 農薬の使用基準などの対策を求め、話し合って基準をまとめていった。

 今では、ドイツの非営利組織が基準を管理し、第三者機関が生産者を審査している。

 では、なぜ日本では広がなかったのか。

 青森県の五所川原農林校がG-GAPを取り、生徒らが作ったリンゴを中国に売りに行ったと聞いた。

 校長の山口章さん(59)に聞くと「G-GAPは海外市場へのパスポートです。国内市場は縮小するばかり。農業を目指す生徒に未来のない農業を継がせるわけにはいかない」と熱く語った。

 認証取得では、生徒10数人の構内選抜チームが必要な書類づくりから、農場の整備、審査員とのやり取りまでこなした。中国への輸送手段から販売までも生徒がになった。現地では、試食用を含め900個持ち込んだリンゴを2日間で売り切ったという。

関わった生徒の多くが農業を継ぐ意思を固めている。

 ある父親は「農作業の手伝いしかできなかったのに、生産者として議論ができるようになった」と話したという。」と教えてくれる。

 最後に筆者は、「イオンの福永さんもG-GAPの効果を言う。「点検項目に沿って作業すれば、食品安全、環境保全、労働安全の手順を、どの農場でも同じように管理できる。まさに農業の産業化です」

 日本が誇る農作物、東京五輪にとどまらず、海外に売り込むには、消費者の以前に、供給する側のこう売り業者の理解が欠かせない。そのためには「丹精込め、安全安心な方法でつくっています。おいしいですよ」と言うだけでは手にしてもらえない。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「青森県の五所川原農林高校がG-GAPを取り、生徒らがつくったリンゴを中国へ売りに行った」とのこと、

「現地では、試食用を含め900個持ち込んだリンゴを2日間で売りきった」とのこと、等々を知った。

 日本の高校生もなかなかのものだと感心した。

 願わくば、日本版「G-GAP」ができるといいなあ、とも思った。


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by sasakitosio | 2017-02-21 06:51 | 朝日新聞を読んで | Trackback