憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

労災から公害へ <米国では関連訴訟は累計で200万件を超え、賠償総額は3兆円を軽く超える!!??>

2月16日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラムという欄がある。筆者は、法政大教授・竹田茂夫氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

まず筆者は、「石綿は微細な繊維状の鉱物で安価で耐熱性・加工性に優れる。欧米では1970年代まで産業全般や建築に広く使われた。

 他方、20年後から40年後に肺がんや中皮腫(胸膜等の腫瘍)を引き起こす厄介な代物でもある。

 米国では関連訴訟は累計200万件を超え、賠償総額は3兆円を軽く超える。

 製造大手のマンビル社は80年代初めに巨額賠償で破たんし再編に追い込まれた。」と切り出した。

 続けて筆者は、「日本では2005年に機械大手クボタが工場周辺で石綿が原因で死亡した住民がいると公表し、不安が全国に広がった。

 翌年には大阪南地区の零細石綿工場の元従業員らが献身的な弁護士らの支援で訴訟を起こし、8年越しの裁判で最高裁は規制をサボった国の責任を認めた。

 永尾俊彦氏の「国家と石綿」が示すように、戦前は軍需産業を、戦後は高度成長の国策を最底辺の製造現場で支えたのに国から無視され多人々の無念の思いが少しは晴らされたわけだ。」と指摘した。

 最後に筆者は、「だが、建設労働者や周辺住民の被害の責任は係争中だ。さらに、全国で建て替えや大規模災害で飛散する石綿は人を選ばず襲いかかるはずだ。環境に偏在する公害物質と認識を改める必要があるが、対策は地方任せで石綿救済法の認定基準は厳しいままだ。

 水俣病の賠償問題を長引かせた「昭和52年判断条件」の二の舞になる恐れがある。」と締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「米国では関連訴訟は累計で200万件を軽く超え、賠償総額は3兆円を軽く超える」とのこと、

 「製造最大手のマンビル社は80年代初めに巨額賠償で破たんし再編に追い込まれた」とのこと、

 「8年越しの裁判で最高裁は規制をサボった国の責任を認めた」とのこと、

 「だが建設労働者や周辺住民の被害の責任は係争中だ」とのこと、

 「対策は地方任せで石綿救済法の認定基準は厳しいままだ」とのこと、 等々を知ることができた。

 先だって、柏駅頭で夕方の6時ころから、建設業の組合が石綿訴訟のチラシをくなっていたが、このコラムで石綿被害の存在を改めて知ることができた。


[PR]
トラックバックURL : http://sasakitosi.exblog.jp/tb/23864859
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
by sasakitosio | 2017-02-17 06:28 | 東京新聞を読んで | Trackback