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by sasakitosio

知と権力の慢心<国が財政健全化をサボリ、増税しないと宣言すれば、インフレ期待で物価があがる!?>

2月9日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は。法政大教授・竹田茂夫氏だ。

 今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「現政権の指南役然とした経済学者が奇妙な一文を書いている。

 黒田日銀総裁の異次元緩和でインフレ喚起が可能どとする理論は間違っていたが、その理論に基づいたアベノミクスは大成功だったという。

 状況次第で理論を着替えるのでなければ、インフレという的からは大外れでも株や為替が大当たりしたから構わないとでも言うのか。

 理論的反省もなければ、将来不安や不安定雇用への対策もない。」と切り出した。

 続けて筆者は、「当の指南役を回心させた理論とは?

 企業の将来利益の予想が株価を決めるように、国の将来収益(財政余剰と通貨発行益)の予想が国債の自室価値。つまり額面価値÷物価水準を決めるという。

 国が財政健全化をさぼり今後増税などいたしませんと宣言すれば、インフレ期待が醸成され物価は上がるというのだ。

 この「物価の財政理論」には理論と実証から多くの疑問があるが、政府や中央銀行が国民の頭の中(期待形成)を左右できるとする根本的な思い違いに基づいている。

 黒田日銀の「インフレ目標によるデフレ脱却論」と同じ誤りだ。」と指摘した。

 最後に筆者は、「経済学者は複雑怪奇な社会現象を単純な方程式にまとめる。

 これを眺めていると、変数を動かして世界を操作できると思えてくるから不思議だ。

 だが、危うい信頼の原理に支配される現実の通貨共同体を捉えるのは至難の業だ。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「国が財政健全化をサボリ今後増税などしませんと宣言すれば、インフレ期待が醸成され物価が上がる」、これを「物価の財政理論」ということ、を初めて知った。

 はっきり言って、物価が上がることは少しもありがたくない。特に、物価だけ上げる政策は間違っているのではないかとさえ思っている。所得が上がって、後追いで物価が上がるのならば、一応納得できる。

 が、物価だけ上がって、所得が上がらない結果では、生活のレベルダウンではないか?

 そんなことを、役人に給料払ってまで、する必要が国民には全くないと思うが?


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by sasakitosio | 2017-02-10 19:44 | 東京新聞を読んで | Trackback