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by sasakitosio

トランプとメディア戦争<メディアが作り出した大統領がメディアを攻撃し、攻撃が支持を広げる?変だよ!>

 2月4日付朝日新聞朝刊15面に、「風」という欄がある。筆者はアメリカ総局長・山脇岳志氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「予想通り、いや予想以上というべきか。トランプ新政権が、混乱を巻き起こしている。
 メキシコとの国境の壁建設、中東・アフリカ7カ国の市民の入国の一時禁止・・・・・。
 論争を呼ぶ大統領令に次々と署名した。
 米国内の議員や司法関係者、他国の首脳が批判しても、どこ吹く風。入国禁止の大統領令にあらがった司法長官代理は、クビになった。
 トランプ氏は人気テレビ番組「アブレンティス(見習い)」で司会を務めた。出演者がトランプ氏の企業への採用を目指し、課題をこなす内容。「おまえはクビだ(You‘re fired)」がトランプ氏の決めゼリフで、流行語にもなった。テレビと現実の境目が、もはやないかのようである。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「トランプ氏はテレビで有名になり、有名だからこそ、選挙戦でメディアが積極的に報道した。だが、トランプ氏は、メディアを敵視する。「メディアと戦争を続けている」などと公言する。
側近で大統領上級顧問のバノン氏はニューヨークタイムズのインタビューで「メディアは、誠実さも知性も勤勉さも、ゼロ」と批判し、「しばらく黙っていろ」と脅した。
 トランプ氏は、大統領就任式での観衆が、オバマ氏の大統領就任時より少なかったとの報道にも腹を立てた。
 ホワイトハウスのスパイサー報道官は「過去最大の観衆だった」と強弁した。根拠としたの地下鉄の乗客数などには間違いがあり、メディアの批判を浴びた。
 そのスパイサー報道官らを招いたシンポジュームが、ジョージ・ワシントン大で開かれた。
 バノン氏の発言について聞かれたスパイサー氏は「黙っていろ」は「冗談だと思う」といいつつ、トランプに否定的な報道があふれているとして、メディアを批判した。
 ブッシュ政権当時の報道官だったフライシャー氏は、世間とメディアの「ずれ」を強調した。
 多くのメディアが「暗い」と酷評したが、世論調査では好意的な評価が多かった。
 ジャーナリストは民主党支持者が多く「解釈」に」偏見があるとの見方だ。
 昨年の世論調査で、共和党支持者ではメディアを信頼する人の割合が14%に過ぎないと指摘した。」と教えてくれる。
 最後に筆者は、「一方、CNNのホワイトハウス担当記者は、トランプ氏に否定的な報道報道が多いのは、トランプ氏が問題発言をするからだ、と反論。
 また、トランプ氏がメディアへを攻撃し続けることで、メディアへの信頼度が下がる面もあると述べた。
 共和党のメディアたたきは、20年以上続いているとの識者の声もある。
 共和党がメディアをたたくからメディアへの信頼度が下がっているのか、民主党寄りのメディアが多いから、市民の信頼を失っているのか。おそらく真実は両面にあるだろう。
 だが、メディアが作り出した大統領が、メディアを攻撃し、攻撃によって支持を広げている姿を見ると、何がどうなっているのか、めまいに襲われたような気分になる。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「トランプ氏はテレビで有名人となり、有名だからこそ、選挙戦でメディアが積極的に報道した。だがトランプ氏はメディアを敵視する。「メディアと戦争を続けている」などと宣伝する」とのこと、
 「ブッシュ政権当時の報道官だったフライシャーしは、世間とメディアの「ずれ」を強調した」とのこと、
 「一方、CNNのホワイトハウス担当記者は、トランプ氏に否定的な報道が多いのは、トランプしが問題発言をするからだ、と反論。」とのこと、
 「共和党のメディアたたきは、20年以上続いているとの識者の声もあった」とのこと、等々を知ることができた。
 「だが、メディアが作り出した大統領が、メディアを攻撃し、攻撃することによって支持を広げている姿をみると、何がどうなっているのか、めまいに襲われたような気分になる」との筆者の気持ちはよく分かる。
 筆者もマスメディアの一員だからだろう。
 あえて俯瞰をすれば、トランプ陣営はトランプ氏は、トランプ大統領がマスメディアによって誕生したことを誰よりも知っているからこそ、マスメディアの権威を失墜させ、トランプ大統領の誕生はマスメディアのおかげではなく、トランプ大統領の力で力が国民の支持を得た結果だという「新しい事実・虚実」をつくろうとしているのではないか?
 
 
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by sasakitosio | 2017-02-05 10:31 | 朝日新聞を読んで | Trackback