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by sasakitosio

トランプ大統領は「イスラエル中心主義者」だ 就任演説での聖書の引用に隠された意味<佐藤優氏の分析!>

 2月2日の「東洋経済オンライン」のネットのニュースで、トランプ大統領の事が載った。
 今日はこのニュースを学習することにした。
 まずニュースは、「1月27日、トランプ政権がイスラム圏7カ国からの一時入国を禁じる大統領令を出した。言うまでもなく、これはイスラム教徒への差別を助長しかねない措置だ。
 しかし、トランプ大統領は一向にひるむ気配はない。逆に反旗を翻した米司法長官代行を直ちに解任するなど、厳しい姿勢を見せている。
 世界の多くの国々の強い反発を招きながらも、トランプ大統領をここまで突き動かしているものはいったい何なのか。果たして米国第一主義だけなのか。
 作家で元外務省主任分析官の佐藤優氏は、1月20日の大統領就任演説で引用された聖書の一節に注目する。この1節こそ、トランプ大統領の「イスラエル中心主義」が如実に映し出されているとみられるからだ。
 イスラエル中心主義を宣言した。
 トランプ大統領は就任演説の中で、旧約聖書詩編133編1節を引用し、次のように述べた。
(筆者による日本語翻訳)「神の民が団結して生きていくことができたら、どれほどすばらしくうれしいことでしょうか」と私たちに伝えています。
 <中略>
 133編は、紀元前6世紀にバビロン捕囚から解放されたユダヤ人の喜びの詩となっている。
 ヘルモンとは、イスラエルとシリア、レバノンの3カ国にまたがる標高2814メートルのヘルモン山のこと。
 一方、シオンの山々とは、古代ユダヤ王国の英雄、ダビデ王の墓があるエルサレム市内のシオンの丘の事だ。つまり、ヘルモン山に降ってくる露のように、このシオンの丘にも滴り落ちるという喜びにあふれた情景をうたている。
 この詩編について、同志社大学大学院神学研究科を修了した佐藤氏は1月26日、新党大地主催の月例定例会で、次のように指摘した。
 「この133編という詩は、玄人が聞いたらみんなわかる詩だ。何かと言えば、イスラエル中心主義の詩になっている。」「要するにユダヤ教とキリスト教でヤーヴェ(ユダヤ教の唯一神)に基づく世界支配、シオン、つまり、イスラエルから広められるといっている」「ダビデ王を理想としたメシアニズム(救世主信仰)を典型的に示した内容だ。」と教えてくれる。
 つづけてニュースは「なぜ旧約聖書は引用されたのか。
 さらに佐藤氏は、トランプ大統領が、キリスト教徒のみが聖書とする「新約聖書」ではなく、キリスト教徒とユダヤ教徒の両者が信仰の拠り所とする「旧約聖書」をあえて引用したことに注目する。
 旧約聖書を意図的に引用することで、「イスラエルと全世界のユダヤ人に対し、「私はあなたたちと価値観を共有します。ユダヤの味方です」というメッセージを送った」と佐藤氏は分析、「トランプ政権の外交は、親イスラエルを基調とすることになる」と述べた。
 確かに、トランプ大統領は、テルアビブの米国大使館をイスラエルが「首都」と主張するエルサレムに移転する計画を打ち出すなど、既に極端なイスラエル寄りの姿勢を表明している。
 エルサレムはユダヤ教徒、イスラム教徒、そしてキリスト教徒にとっても聖地だ。移転が実現されれば、パレスチナや隣国ヨルダンなどアラブ諸国の強い反発を招き、中東の一層の不安定化につながる。最悪の場合には、イスラエル対アラブ諸国の第5次中東戦争の引き金になりかねない。
 米国では、ユダヤロビーの影響の下、プロテスタント原理主義とユダヤ教が連携したいわゆる「クリスチャンシオニズム」{キリスト教シオニズム}がかねてから根強い。
 2001年米同時多発テロ後、アフガン戦争やイラク戦争を開始したブッシュ政権にも、新保守派(ネオコンサバテイブ)と呼ばれる集団に属するクリスチャンシオニズムの人々が加わっていた。しかし、長年滞っていた米国大使館のエルサレム移転計画を主張するトランプ政権の外交政策は、そのブッシュ政権よりもさらに「イスラエル寄り」「反イスラム」になる可能性が高い。
 トランプ大統領の場合、長女イヴァンカ氏がユダヤ人富豪の息子のジャレッド・クシュナー氏と結婚し、キリスト教からユダヤ教に改宗した影響もあろう。
 イヴァンカ氏の3人の子ども、つまりトランプ氏にとってかわいい孫はユダヤ教徒となっている。
 トランプ大統領は、ちょうど1月27日の国際ホロコースト記念日に、イスラム過激派の米国入国禁止を大義名分にして、シリアからの避難民の受け入れ無期限停止やイスラム圏7カ国からの入国を一時禁止する大統領令を発令した。
 しかし、ホワイトハウスが声明の中で、ホロコーストで600万人以上のユダヤ人が犠牲になった事実や、反ユダヤ主義について言及しなかったとして、共和党系の超保守的なユダヤロビー団体がホワイトハウスを批判している。
 米国内でのユダヤ社会の存在力は大きく、どんな政権でも決しておろそかにはできない。」と教えてくれる。
 最後にニュースは、「トランプ大統領自身が信仰しているのは?
 ではトランプ大統領が信じている宗教とはいったい何なのか。信仰が新大統領の政策に影響を与えていないのか。
 トランプ大統領の宗教は、キリスト教プロテスタントのカルヴァン派の一派、長老派(プレスビテリアン)であることが知られている。
 トランプ大統領は幼い頃、生まれ育ったニューヨーク市クイーンズの長老教会に通っていた。そして、そこで1950年13歳になったころに堅信礼を受けた。その後、マンハッタン5番街にあるマーブル協同教会に毎週日曜日、約50年間も礼拝に行ったという。
 長老派は、歴史的にはフランス出身の宗教改革者として知られるジャン・カルヴァン(1509~1564)による宗教改革の伝統を受け継ぐ。スイスからドイツ、オランダ、スコットランドなど欧州各地に広がり、やがて米国で大きく発展した。
 長老派は聖書を唯一絶対の指針とし、「救われる者も滅びる者もあらかじめ神は定めている」という予定説を唱えている。神の言の宣布者である長老(役員)を選んで教会を運営させる代議制を取っていることから、長老派と呼ばれる。
 日本では、米国の長老派教会宣教師として来日したヘボン式ローマ字の創始者ヘボンらによって、導入された。長老教会の影響のもとに設立されたミッションスクールには、明治学院や東北学院、フェリス女学院などがある。お隣の韓国の李明博前大統領も、熱心な長老派の信者として知られている。
 自らもカルヴァン派である佐藤氏は、「カルバン派の場合、神によって選ばれる人は生まれる前にあらかじめ定められている、と考える。本人の努力は一切関係ない。」と指摘。「そうすると、試練にすごく強くなる。どんなにひどいことに遭っても、負けない。どうしてか、神さまが与えた試練なので、最後に勝利すると決まっていると考える。そして、問題はどうゆう勝利の仕方なのか、と考える」と話した。
 そしてトランプ大統領については、「自分は神様に選ばれたときっと思っている」と分析した。
 トランプ大統領自身も、自伝で「ねらいを高く定め、求めるものを手に入れるまで、押して押して押しまくる」と述べている。それでは、佐藤氏の言うように「神に選ばれた」と確信しているかもしれないトランプ大統領は何をするつもりなのか。
 佐藤氏は、トランプ大統領が強い信仰心に基づき、米国に逆らうイスラム国(IS)などイスラム過激派組織を地球上から徹底的に撲滅することを目指すとみている。
 ただ、イスラム教徒もキリスト教もユダヤ教も神は一つしか存在しないという一神教だ。
 一神教同士が互に「正義」を争ったら、大変な結果になるのは歴史が証明している。
 トランプ大統領はネヘミヤか
 新大統領を後押しする宗教家は今も後を絶たない。米ワシントンポスト紙の記事によると、トランプ大統領は就任式の朝、テキサス州ダラスにあるメガチャーチ(大規模教会)、ファーストパブテスト教会のロバート・ジエフレス師の説教を受けたという。
 ジエフレス師はその説教の中で、トランプ大統領を、紀元前5世紀ごろのに、廃墟となっていたエルサレムの城壁を再建したネヘミヤにととえた。そして、壁を建設することに神は反対していないと説教した。さらに、当時ネヘミヤの邪魔をした敵対者に当たるのが、現在の主要なメディアだと説き、「ネヘミヤは決して自らの批判者に妨害をさせることを許さなかった」と話した。はたしてトランプ大統領はその説教どおり、どこまでもつきすすむのだろうか。」として締めくくった。
 読んで、トランプ米大統領を理解するうえで大変参考になった。 
 「さらに佐藤氏は、トランプ大統領が、キリスト教徒のみが聖書とする「新約聖書」ではなく、キリスト教徒とユダヤ教徒の両者が信仰の拠り所とする「旧約聖書」をあえて引用ことに注目する。旧約聖書を意図的に引用することで、「イスラエルと全世界のユダヤ人に対し、「私はあなたたちと価値観を共有します。ユダヤ人の味方です」というメッセージを送った」と佐藤氏は分析、「トランプ政権の外交は、親イスラエルを基調とすることになる」と述べた」とのこと。
 「トランプ大統領の場合、長女イヴァンカ氏がユダヤ人富豪の息子のジャレット・クシュナー氏と結婚し、キリスト教からユダヤ教に改宗した影響もあろう。イヴァンカ氏の3人の子ども、つまりトランプ氏にとってかわいい孫はユダヤ教徒になっている」とのこと。
 「トランプ大統領は、ちょうど1月27日の国際ホロコースト記念日に、イスラム過激派の米国入国禁止を大義名分にして、シリアからの避難民の受け入れ無期限停止やイスラム圏7カ国からの入国を一時禁止する大統領令を発令した」とのこと。
 「自らもカルヴァン派である佐藤氏は、「カルヴァン派の場合,神によって選ばれる人は生まれる前からあらかじめ定められている、と考える。本人の努力は一切関係ない」と指摘。「そうすると、試練にすごく強くなる。どんなにひどいことに遭っても、負けない。どうしてか。神様が与えた試練なので、最後に勝利するにきまっていると考える。そして、問題はどういう勝利の仕方なのかを、と考える」とのこと。
 「佐藤氏は、トランップ大統領が強い信仰心に基づき、米国に逆らうイスラム国(IS)などイスラム過激派を地球上から徹底的に撲滅することを目指すとみている」とのこと。
 「米ワシントンポスト紙の記事によると、トランプ大統領は就任する朝、テキサス州ダラスにあるメガチャーチ(大規模教会)、ファーストパブテスト教会のロバート・ジエフレス師の説教を受けたという。
 ジエフレス氏はその説教の中で、トランプ大統領を、紀元前5世紀ごろ、廃墟となっていたエルサレムの城壁を再建したネへミヤにたとえた。そして、壁を建設ことに神は反対していないと説教した。さらに、当時ネへミヤの邪魔をした敵対者に当たるのが、現在の主要メディアだと説き、「ネへミヤは決して自らの批判者に妨害をさせることを許させなかった」と話した」とのこと。
 等々を、知ることができ、トランプ大統領のイスラエル寄りの外交姿勢や、メキシコの壁づくりに熱心なことも、その根本を理解出来たような気がした。
 信仰は自由だが、信仰の違いが武力衝突になり、排除や差別の原因になり、国家間の戦争になることが無いよう、それぞれの神に祈り実践ができないものだろうか?
 
 
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by sasakitosio | 2017-02-04 07:31 | 今日の感動 | Trackback