トランプ氏共鳴のわけは<ブレーキの壊れた自国優先?先に待つのは核戦争?それは、困るのことよ!>
2017年 02月 01日
今日はこの筆者に学ぶことにした。
まず筆者は、「トランプ大統領が、英国の欧州連合(EU)からの離脱決定を称賛し、反EU を主張する欧州の右翼や右派政党が、トランプ氏に続けと気勢を上げる。何が共鳴し合うのだろう。
ビジネスマン感覚、ではないだろう。
EU単一市場からの退場は経済合理性にももとる。
自国優先?
日本を含め、どの国も自分の国のことを第一に考える。トランプ氏らに限ったはなしではない。
共鳴の源は、自国優先にブレーキをかけない解放感ではないか」と切り出した。
続けて筆者は、「自国優先で突っ走れば、いずれ他国とぶつかる。
永遠平和を希求した哲学者カントが言うように「自然な状態は戦争状態」なのだ。
EUは衝突を防ぐ為の仕組みだ。
多文化共存や周辺国との平和協調を旨とし、国境の垣根を低くして移動の自由を保障する。
オバマ前米大統領は冷戦時代の対立が残っていたキューバと修好し、イランとも核問題で合意し関係を修復した。
自国優先のメンツにこだわっていてはできなかっただろう。」と指摘した。
最後に筆者は、「人に当てはめて考えることもできる。他人を思いやらない「自己中」の行き着く先は反発や憎しみ、差別だ。徹底させ、気に食わない者たちの絶滅を図ったのがナチスだ。
自己中にブレーキをかけるのは、理性と言いてもいい。たががはずれ始めた社会の到来に、寒けを覚える。」として締めくくった。
読んで勉強になった。
「共鳴の源は、自国優先にブレーキをかけない解放感ではないか」との指摘、
「自国優先で突っ走れば、いずれ他国とぶつかる」との指摘、
「EUは衝突を防ぐための仕組みだ」との指摘、まさに指摘の通りのような気がした。
また筆者は」、「永遠平和を希求した哲学者カントが言うように「自然な状態は戦争状態」なのだ」ということを教えてくれた。
さらに筆者は「「自己中」の行き着く先は反発や憎しみ、差別だ」とのこと、
「自己中にブレーキをかけるのは、理性といってもいい」との指摘、等々も納得した。
ただ、多くの「自己中」の人に、どうやったら気付かせることができるか?
しかも、集団的が自己中に陥った場合は、どうやって目覚めさせるか?
核兵器が存在する時代、敗戦で気付かせるという経験は人類の生存そのものを危機に陥れる。
寒けを覚えるのは確かだが、これは人類全体の問題として、人類の一人一人の意見表明の手立てを考えたほうが良さそうな気がしている。間接民主主義の限界のもたらした結果のような気がするから。