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by sasakitosio

「偏見」番組 放送の責任わきまえよ<根拠のない誹謗中傷が、ネットから街灯へ、今回はテレビで公然と!>

 1月28日付朝日新聞社説に、東京メトロポリタンテレビジョン(MXテレビ)が、1月2日放送の「ニュース女子」という番組の事が載った。
 今日はこの社説を学習することにした。
 まず社説は、「事実に基づかず、特定の人々への差別と偏見を生むような番組をテレビで垂れ流す。あってはならないならないことが起きた。
 地上波ローカル局、東京メトロポリタンテレビジョン(MXテレビ)が、今月2日放送の「ニュース女子」という番組で、沖縄・高江に建設された米軍ヘリパッド問題を特集した。
 驚くのはその内容だ。
 軍事ジャーナリストを名乗る人物の現地報告は、建設に反対する人たちを遠くから撮影し、
 「テロリスト」 「無法地帯」などと呼んだ。
 「過激な反対運動の現場を取材」とうたいながら実際に足を運ばず、約40キロ離れたところからリポートした。
 不可解きわまりない「取材」であり、論評である。」と切り出した。
 続けて社説は、「反対運動や支援してきた市民団体「のりこえねっと」の辛淑玉さんは、番組で「運動を職業的に行っている」などと中傷されたとして、放送倫理・番組向上機構(BPO)放送人権委員会に人権侵害を申し立てた。
 当事者の動きとは別に、放送番組の質の向上をめざしてBPO内に設けられている放送倫理検証委員会も、MXテレビに報告を求めている。」と切り出した。
 つづけて社説は、「権力の介入を防ぎ、放送・表現の自由を守るためにNHKと民放連が設立した第三機関のBPOにとっても、存在意義が問われる案件だ。
 視聴者・国民が納得できる対応を求めたい。」と指摘した。
 さらに社説は、「問題の番組は化粧品会社DHC系列の制作会社がつくった。
 動画サイトでも公開されているが、周波数が限られ、公共性が高いテレビ電波が使われた点に見逃せない問題がある。
 放送法は、報道は真実を曲げないですることや、意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすることを定めている。
 MXテレビは、番組の意図や放送までの経緯、社内チェック体制など早急に検証し、社会に広く説明すべきだ。
「抗議に対し製作会社はウェブサイト上で、反対派を「犯罪や不法行為を行っている集団を容認している」などとして、「言い分を聞く必要はない」と述べた。
 開き直りというほかない。」と指摘した。
 最後に社説は、「気になるのは、反基地運動に取り組む沖縄への、根拠のない誹謗中傷が、ここ数年、高まっていることだ。
 舞台はネットから街頭に広がり、今回はテレビで公然と語られた。
 放送は健全な民主主義を発展させるためにあり、番組は明らかにその逆をゆく。対立をあおり、人々の間に分断をもたらすことに放送を使う行いは、厳しく批判されなければならない。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「事実に基づかず、特定の人々への差別と偏見を生むような番組をテレビで垂れ流す。あってはならないことが起きた」とのこと、
 「軍事ジャーナリスを名乗る人物の現地報告は、建設に反対する人たちを遠くから撮影し、「テロリスト」「無法地帯」などと呼んだ。
 「「過激な反対運動の現場を取材」とうたいながら実際には足を運ばず、約40キロ離れたところからリポートした」とのこと、等を知ることができた。
 制作も、放映も、発言も、全く想像・予測できない「テレビ放送」だと、思った。
 「MXテレビは、番組の意図や放送までの経緯、社内のチェック体制など早急に検証し、社会に広く説明すべきだ」との指摘、
 「気になるのは、反基地運動に取り組む沖縄への、根拠のない誹謗中傷が、この数年たかまっていることだ」との指摘、
 「対立をあおり、人々の間に分断をもたらすことに放送を使う行いは、厳しく批判されなければならない」との意見、はその通りだと思った。
 ただ、自由社会ということは新聞・テレビ等マスメディアの中に、自由や民主主義を否定・破壊を是とするものの存在も容認しなければならないのだろうか? 考えさせられる問題だ?
 
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by sasakitosio | 2017-01-29 14:31 | 朝日新聞を読んで | Trackback