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by sasakitosio

びっくり世界 米大統領選以上の仰天<何かの事件後、トランプ大統領の取るおかしな行動?大丈夫かい!?>

1月19日付朝日新聞朝刊社説下に、「ザ・コラム」という欄がある。筆者は、GLOBE編集長・国末憲人氏だ。今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「驚くべき出来事が、近頃多い。特に昨年は、世界中で仰天の連続だった。
 欧州連合(EU)残留か離脱かを問う6月の英国国民投票で、まさかの離脱の結果が出た。
 米大統領選では、そのうち消えると言われたトランプ氏が7月に共和党の大統領候補指名を受け、さらに11月には当選してしまった。ブリュッセル、ニース、ベルリンでテロが相次ぎ、7月にはトルコでクーデター未遂騒ぎもあった。
 文明社会は本来、驚きに乏しいはずである。
 昨日と同じ今日があり、たぶん同じ明日が来る。だからこそ、人々は平凡な生活を楽しみ、今後の予定を立て、将来設計に思いを巡らしたうえで、ぐっすり眠る。
 しかし、昨年相次いだのは、昨日と異なる今日が突然訪れる現象である。世界はどうやら安定の時代から、先行きを読めない変動の時代に移っているかのように見える。
 今年も、様々な驚愕が待っているに違いない。
 春のフランス大統領選で、右翼ルペン氏当選のハプニングが起きないか。
 秋のドイツ総選挙で、メルケル首相が突然退陣に追い込まれのでは。
 米中衝突は、EU崩壊は、株価大暴落は・・・・・。
驚かないで暮らせた日々が懐かしい。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「「確かに驚きは避けられません。ただ、歴史をしっかり意識すれば、衝撃は受けても、腰を抜かすことはないでしょう」
 こう語るのは、米エール大学のティシモン・スナイダー教授である。
 度肝を抜かれれのは「なぜそれが起きたのか」「それがどういう意味を持つのか」を理解できないからだ。
 だけど、歴史は繰り返す。予想外の出来事を過去の記憶と重ね合わせれば、驚きを相対化できる。
 何が新しいか、何が新しくないか。
 それが見えてば、次に到来する事態も推測できる。
 中東欧の歴史を専門とする教授は米国を代表するストーリーテラーとして知られ、ホロコースト(ユダヤ人大虐殺)を追った「ブラックアース」「ブラッドランド」などは邦訳もされ話題を呼んだ。
 先週来日し、東京の聖心女子大学での講演後、話しを聞く機会があった。
 教授は最近の驚くべき現象を見すえるうえで、三つの視点を指摘した。
 ①同様の現象は過去にもあった
 近年の出来事はグローバル化の反動として起きたもので、それ自体驚くべきことではない。19世紀末のグローバル化の際も、同様な反動現象が歴史に刻まれている。
 ②最も危険な要素を探れ
 歴史を念頭に置くと、グローバル化の反動がどのような形で出現するかも見えてくる。そこに浮かぶ様々な要素の中で、かっての「ファシズム」のような最も危険な兆候をより分けることが可能になる。
 ③戦うには結束を
 リベラルデモクラシーや市民社会など現代のライフスタイルの諸要素は、極めて脆弱な存在だ。常に守ろうと努めない限り、つぶされかねない。あえてそれを壊そうとする敵に対して、私たちは共に戦う仲間を見つける必要がある。」と教えてくれる。
 最後に筆者は、「このように冷静に振る舞えるだけの歴史観を世界の指導者、特に米大統領自身が持ち合わせているかどうか。
 テロや中東情勢に関する認識に欠けたブッシュ前大統領は、就任した年に9.11テロに遭遇し、すっかり動転してしまった。
 過剰反応の果てに、突き進んだのがイラク戦争だった。多くの米国民もメディアも、その愚行に引きずられた。
 トランプ次期大統領は大丈夫か。
 平時ならツイッターでああだこうだと文句を言っていればいいが、テロ、軍事衝突、大災害と言った予想外の出来事を前にして、適切な行動ができるのか。
 残念ながら、過去に学ぶ姿勢はトランプ氏にはほとんどなさそうだ。
 「近いうちに必ず、何か事件が起きます。その時、彼はきっと、おかしな行動をとるに違いありません」とスナイダー教授は容赦しない。
 「問題は、「対応するには市民の権利を制限しなければ」と彼が言いだす時。そんな可能性があることを忘れてはならない」
 驚くべきは、出来事そのものより、それを受けた米大統領の言動かも知れない。
 私たちは、何とも面倒な時代に生きている。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
「「確かに驚きは避けられません。ただ、歴史をしっかり認識すれば、衝撃は受けても、腰を抜かすことはないでしょう」
 こう語るのは、米エール大学のティシモン・スナイダー教授である」とのこと、
 「教授は、最近の驚くべき現象を見すえる上で三つの視点を指摘した。
 ①同様の現象は過去にもあった
 ②最も危険な要素を探れ
 ③戦うには結束を 」とのこと、
 「問題は、このように冷静に振る舞えるだけの歴史観を、世界の指導者、特に米大統領自身が後あわせているかどうか」との指摘、
「「近いうちに必ず、何か事件が起きます。その時、彼はきっと、おかしな行動をとるに違いがありません」とスナイダー教授は容赦ない」とのこと、等等を知ることができた。
 これは現代の民主主義における大きな問題を教えてくれる。
 選挙で選ばれる人も、選挙で選ぶ人も、皆が「ことに当たって、冷静に振る舞えるだけの歴史観をもっている」という前提でものごとが進んでいるように思えてならない。
 社会の現実と理想の乖離が、技術や文化の発展によって、修復不可能な事態を起こしかねない時代に突入したということか?
 それは、選挙を通して「指導者を選ぶシステム」を改良するか、選挙以外の他の別のシステムを開発しないと、「平和で安全な」社会・世界がもたなくなったのかもしれない、そんな気がする。
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by sasakitosio | 2017-01-22 07:46 | 朝日新聞を読んで | Trackback