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by sasakitosio

火に油の外交<なんでそうなるの!!二つの誤解だって!なぜ誤解するの!情報不足、真摯な気力不足?>

 1月11日付東京新聞25面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、文芸評論家・斎藤美奈子氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「釜山市の日本総領事館前に少女像が設置された件への対抗措置として、9日、駐韓大使と釜山総領事が一時帰国した。
 安倍首相は「次は韓国に誠意を示していただけなければ」と、官房長官は「国と国として約束したことは実行してほしい」と、岸田外相は「日韓合意の着実な実施を求めたい」と述べた。
 いずれも2015年末の日韓合意に反する行為だとの認識に基づく。
 「10億円も払って慰安婦の件は蒸し返さないと約束したのに何だよこれは!」。そう言いたいのだろう。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「ここには二つの誤解が横たわっている。
 第一に日韓の認識の違いである。
 日本側は慰安婦問題を2国間のトラブルとしか見ていない。
 金銭の拠出もおわびと反省の表明も「最終的かつ不可逆的な解決」のための手段で、だから相手国の約束不履行が許せなかった。
 が、韓国民にしてみれば、自分たちは被害者だとの意識が強い。
 加害者に「金も払ったんだからもう黙れ」と言われるのは心外だろう。」と指摘した。
 最後に筆者は、「第二に少女像を設置したのは市民団体で、韓国政府ではないことだ。
 政府の責任で像を撤去しろと迫られても、「じゃあ市民の自由な活動を弾圧しろと?」という話である。
 朴槿恵大統領の弾劾訴追で揺れる韓国。
 12年に当時の李明博大統領が竹島に上陸したときとは事情が異なる。
 火に油を注ぐ措置は有効なのだろうか。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 安倍首相は「次は韓国に誠意を示していただかなければ」と、
 菅官房長官は「国と国として約束したことは実行してほしい」と、
 岸田外相は「日韓合意の着実な実施を求めたい」と述べた。しごく当たり前の話だと思った。
 だが、それが韓国政府と間ではぎくしゃくしているのは不思議でならない。
 筆者は、ふたつの誤解があると指摘「ひとつは日本側は慰安婦問題は2国間のトラブルとしか見ていない」「第二に少女像を設置したのは市民団体で、韓国政府ではないことだ」と指摘した。筆者の指摘も当たっているような気がする。
 とすると、日本国政府は日韓の「合意の範囲と効力と拘束力」を確認せずに、10億出す約束をし、具体的な10億の支払いだけ実施された状態が、現状のようだ。
 日本政府は、合意そのものの曖昧さを韓国のせいにして、自らの無知無策無防備を棚に上げて日本国民を煽っては、隣国との友好を損ねるだけではないか、と思った。
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by sasakitosio | 2017-01-13 06:33 | 東京新聞を読んで | Trackback