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by sasakitosio

命の格差 <イスタンブールのクラブの客と、バクダットの日雇い労働者では、命の値札が違う?>

1月7日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。
 筆者は、アナウンサー・師岡カリーマ氏だ。
 今日はこの筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「アジアと欧州にまたがるイスタンブールのナイトクラブで、新年を祝う人々を狙ったテロが発生、外国人を含む39人が死亡した。
 欧米メディアは現場からの実況を交えて長々と報道。
 職探しの労働者など28人のバクダット市民が死亡したテロ事件と扱いが違う。
 最近まで安全だったトルコと、テロが多発するイラクでは、ことの重大さが違うと言ってしまえばそれまでだが、ある街の日雇い労働者と別の町のクラブ客では、命につけられる値札が異なるという現実は、理屈抜きで悲しい。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「シリア戦争のニュースが日常化するとともに、人的被害に対する世界の関心は一時薄れた。
 アレッポ市民などの苦難に再び注目が集まったのは、ロシアという欧米にとってたたきやすい悪者が前面に出たからだ。
 一方、米英の同盟国が、米英の武器を使って主導するイエメン紛争の被害者の姿は、ほとんど報道されていない。餓死した幼児は1万人を超え、立てないほど痩せた子供たちが飢えや病と闘っているのに、世界は見て見ぬフリをする。」と指摘した。
 最後に筆者は、「パリで風刺週刊誌が襲われた時は、デモ行進した各国首脳たち。その半年前、ガザに対するイスラエル軍の攻撃で2000人を超えるパレスチナ人が死亡した時、彼らはどこにいたのか。
 命の格差は、回り回ってテロを育む。諦めも慣れもしたくない。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 欧米メディアの報道に、「イスタンブールのナイトクラブで、新年を祝う人々を狙ったテロだ発生、外国人を含む39人が死亡した事件」と「職探しの労働者など28人のバクダット市民が死亡したテロ事件」との扱いが違う、ことは確かだ。そこに、何を見るかだ。
 筆者は、命につけられる値札(マスメディアによる)の異なることに、悲しいという。確かにそうだ。
 が、その国の指導者の「責任」「能力」という視点でみると、被害者に対しては「お気の毒に」という気持ちだ。まだ、日本はいい方だ、いつ同じような「命の環境」になるか、誰にもわからないが。
 人殺しは、人間として「絶対してはいけない事」・「悪」である、ということを世界各国で徹底したいものだ。そうすれば、戦争もテロも無くなるような気がするが。指導者を選ぶ国民の「眼力」も試されるかもしれない。
 
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by sasakitosio | 2017-01-09 11:51 | 東京新聞を読んで | Trackback