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by sasakitosio

開戦80年の年<日米歴史的和解?日米とっくに和解してんじゃん?不戦の誓いなんて口先だけじゃん?>

 1月4日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、文芸評論家・斎藤美奈子氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「12月27日(日本時間28日)、オバマ大統領とともに日米開戦の地であるハワイの真珠湾を訪問した安倍首相。
 日米首脳は「歴史的和解」を強調し、メディアも一応歓迎ムードだけれども、なんとなく白けた気分は否めない。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「ひとつには「日米なんか事実上とっくに和解してんじゃん」ということで、和解どころか日本は米国中心の軍事同盟にとうの昔に組み込まれている。
 もうひとつは「「不戦の誓いなんて口先だけじゃん」ということで、片方では集団的自衛権の行使を認め、改憲を目指す首相が美辞麗句をいくら重ねても「巧言令色鮮し仁」という感想しか浮かばない。
 現にハワイから帰国した翌日、首相に同行した稲田防衛相はもう靖国神社に参拝した。」と指摘した。
 最後に筆者は、「今年は日中開戦80年の年である。1937年7月7日、中国の北京郊外の盧溝橋付近で日本軍と中国軍が衝突(盧溝橋事件)、日中戦争がはじまった。
 同年12月には南京大虐殺が起き、南京陥落の際には日本中がちょうちん行列で祝った。
 安倍首相の真珠湾訪問を受け、中国外務省の華春蛍報道官は「戦争の犠牲者の弔いができる場所は中国にも多くある」と述べたそうだ。
 「歴史的和解」というなら、日中開戦の地にこそ首相は足を運ぶべきだろう。むろんそのためには加害の歴史と向き合わなくてはならない。 その覚悟はある?」として締めくくった。
 読んで大いに共鳴した。
 安倍総理の真珠湾訪問を、日米首脳は「歴史的和解」と強調し、メディアも一応歓迎したけど、「なんとなく白けた気分は否めない」という筆者の気持ちに全く同感だった。
 なぜかを考えると、これも筆者の二つの指摘、120%共鳴した。
 ただそのほかに、首相本人は自分の言葉と行動の180度の乖離に、気が付かないのだろうか、という大きな疑問を持った。
 福島原発の放射能問題で「アンダーコントロール」と、世界に向かって「公言」して、その後も何の反省もないその姿に、「異状・異常」を感じた。
 さらに、それを支える自民党・公明党の国会議員や政府の高官たちからも、またマスメディアからも、何の疑問も聞かれないことに、支配階層全体の「異常・異状」を感じている。
 筆者の「「歴史的和解」というなら、日中開戦の地にこそ首相は足を運ぶべきだろう」との指摘はその通りだと思う。が、今のままの安倍首相が「慰霊の訪中」して「巧言令色すること」は、かえって日中友好にマイナスになるのでなないか、と危惧している。
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by sasakitosio | 2017-01-04 16:01 | 東京新聞を読んで | Trackback