憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

建前の大切さ <差別は悪!本音の毒を蔓延させない!差別を正面から批判する!いいんじゃない!>

12月26日付東京新聞朝刊21面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、看護師・宮子あずさ氏だ。今日は、この筆者に学ぶことにした。
まず筆者は、「今年も、これが最後のコラムになった。
 皆さんにとってはどんな1年だっただろうか。
 私は、この1年を振り返り、「差別は悪」の感覚がいよいよ薄れてきたと思う。
 7月に起きた障害者福祉施設での殺傷事件は、障害者抹殺を意図しての犯行だった。
 本来ならば、首相自ら声明を出し、差別を糾弾すべき事件。
 ところが政府は、措置入院制度の問題に矮小化してしまった。」と指摘した。
 つづけて筆者は、「秋に、ヘリパッド施設建設に反対する沖縄県民に対して、機動隊員が「土人」と罵倒。
 鶴保庸介沖縄北方相の見解は、「「土人である」ということが差別であるとは個人的に断定できない」。
 政府もこれを追認した。
 このように、差別を真正面から批判しない傾向は、米国も同じ。大統領選では移民や女性、マイノリティーに対する差別的言動を繰り返したトランプ氏が当選している。」と指摘した。
 最後に筆者は、「この現状に対しては、建前の無力を嘲笑する言説も聞かれている。しかし、差別が人の本質なら、それをさらけ出して良いわけはない。
 幸い私の働く医療の現場は、建前重視される世界。建前重視の分、現実的な議論ができないマイナス面もある。しかし、いまは何より、本音の毒を蔓延させたくない。
 本音をぶつけ合ってうまくいくほど、世の中は甘くはない。
 踏み越えてはならない一線を守るため、これまで以上に建前を意識したい。」として締めくくった。
 読んで考えさせられた。
 「私は(筆者は)この一年を振り返り、「差別は悪」の感覚がいよいよ薄れてきた」と指摘する。 
 そういわれれば、相模原の障害者福祉施設での殺傷事件は障害者抹殺を意図しての犯行だったのに、政府は措置入院制度の問題に矮小化した。何の解決にもなっていないような気がした。
 また筆者は「差別が人の本音なら、それをさらけ出して良いわけはない」という、その通りだ。人も痛みがわからない「人格・性格」こそ、支え合って生存が保たれている人間社会には不適格だということをさらけ出して、いるようなものだ、と思った。
 
 
 
 
[PR]
トラックバックURL : http://sasakitosi.exblog.jp/tb/23747401
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
by sasakitosio | 2016-12-29 05:36 | 東京新聞を読んで | Trackback