憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

三権分立という幻想<仕組みは人類の英知!だが使うのは「修羅場をくぐった」欲の塊の人間だからなあー!>

 12月25日付東京新聞27面に、「本音のコラム」という欄がるある。筆者は、法政大教授・山口二郎氏だ。
今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「三権分立は立憲国家における最も重要な原理だと、私たちは子どものころから教えられてきた。しかし、この理念は今や絵に描いた餅である。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「まず立法府は内閣を抑制できない。日本では、国会の多数派が行政権力を掌握するので、行政権と立法権は分立するのではなく、融合する。
 内閣を攻撃したいのは国会の野党――少数派なので、何を言っても最後は数で負ける。
 そもそも日本のような議院内閣制は内閣の暴走をチェックするには不向きである。政府・与党の暴走は選挙で与党を負けさせることによってしか止められない。
 裁判所も立法、行政をチェックする役割を担っているはずだが、最近の最高裁は内閣に対しては、借りてきた猫のようにおとなしい。 それも当然である。
 内閣が最高裁判所長官を任命し、判事を指名することになっているからだ。
 人事権を握られている以上、裁判所は内閣に遠慮する。
 特に特定の政党内閣が長期間継続することが予想されれば裁判所はその内閣によって手なずけられやすい。」と指摘した。
 最後に筆者は、「日本には複数政党と自由な選挙があるから独裁国家とは言えない。しかし、内閣・与党が巨大な権力を握る集権国家であることは間違いない。
 巨大な権力の支配を恐れるなら、権力分立という幻想捨てて、選挙で権力と闘うことにもっと大きな努力を払うことが必要になる、」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「立法府は内閣を抑制できない。日本では、国会の多数派が権力を掌握するので、行政権と立法権は分立するのではなく、融合する」との指摘、
 「人事権を握られている以上、裁判所は内閣に遠慮する」との指摘、はその通りだ。その点で、今日の日本では、三権分立は絵に描いた餅であるとの指摘は当たっている、と思った。
 ただ、立法が立法を通して、行政は法の執行を通して、司法が憲法の番人として、司司があらゆることに「自分を勘定に入れず」に、職務を果たせないものだろうか?
 仕組みは人類の英知だと思いたい。それを使いこなせない人間の進化に問題がありはしないか?
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by sasakitosio | 2016-12-27 06:40 | 東京新聞を読んで | Trackback