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by sasakitosio

奇襲と報復 <奇襲に成功しても核の報復を受ければ元も子もない?恐怖の均衡?それが抑止論か!?>

 12月22日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、法政大教授・竹田茂夫氏だ。
 今日はこの筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「旧日本軍の真珠湾攻撃と原爆がもたらした惨状は戦後の米軍戦略を貫く原イメージとなった。
 奇襲に成功しても核の報復を受ければ元も子もない。恐怖の均衡が米ソ冷戦の基本的論理となった。最近物故したT・シェリングらの防衛知識人は、恐怖の均衡の上でこそ通常兵器で限定的戦争に勝てると主張したが、ベトナム戦争の泥沼化でこの主張は破綻した(F・カプラン「週末戦争の魔術師」未訳)。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「現代の大量破壊兵器は核からIT(情報技術)に替りつつある。ロシアは今回の米大統領選に情報操作で介入したと指摘されるが、米国がイランの情報網にウイルスを忍ばせて遠心分離機を誤作動させ、核開発を阻止した方が先例だ(他国の選挙への介入も米国の得意技)。
 この作戦はITを兵器として使う点で時代の転換を画する。米国の軍部には「国のインフラ(情報網、電力網、上下水道、原発等)を機能停止させる実力があるといわれる。
 だが、米国のインフラは他国以上に情報網に依存しているため、報復があれば経済や社会に大きな被害が及ぶ。
 オバマ大統領がロシアの懲罰をためらうのもこの理由からだ。」と指摘した。
 最後に筆者は「サイバー戦争でも各国は恐怖の均衡を壊さずに限定的作戦を行う必要に迫られるが、戦略的理性の次元にとどまる限り回答は見いだせないように思われる。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「奇襲に成功しても核の報復を受ければ元も子もない。恐怖の均衡が米ソ冷戦の基本的論理となった」と教えてもらった。
 さらに「米国の軍部には一国のインフラ(情報網、電力網、上下水道、原発等)を機能停止させる実力があるといわれる」とのこと、
 「だが、米国のインフラは他国以上に情報網に依存しているため、報復があれば経済や社会に大きな被害が及ぶ」とのこと、等等も知ることができた。
 サイバー戦争は、最後行き着くところは核戦争ではないだろうか。いずれにしても、人間が戦争しない「薬」・「理論」・「思想」が発明されるか?それまでに人類が核戦争で絶滅するか?誰も分からないのではないか。
 
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by sasakitosio | 2016-12-24 06:51 | 東京新聞を読んで | Trackback