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by sasakitosio

ヒロインの迷走 <NHKの連続テレビ小説が面白くない?前作も現作も?ぼんやり感、たしかに、たしかに!>

 12月21日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は・文芸評論家・斎藤美奈の氏だ。今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「放映中のNHKの連続テレビ小説が劇的に面白くない。
 前作「とと姉ちゃん」もアクビが出そうだったが「べっぴんさん」は寝てしまいそうである。朝なのに。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「停滞の一因は主人公のすみれが「裕福な家に生まれた手芸好きのお嬢さん」から一歩も成長していないことだろう。
 夫の出征中に出産し、空襲で家を焼かれ、稼業も傾く中でベビー用品の店を起こす。
 そんな経験を経てなお、このぼんやり感。
 ともに起業した女学校時代の親友二人がまた境遇も性格もすみれと似たり寄ったりで、彼女らの仕事ぶりはまるで女学校の文化祭のようだ。
 朝ドラは職業婦人型と良妻賢母型の二タイプの女性を描いてきたが、すみれたちは「お仕事が大事」と「でもやっぱり家庭が大事」の間を右往左往して、甚だ煮え切らない。
 この種の迷走にハマる朝ドラのヒロインは1994年の橋田寿賀子の自伝的ドラマ「春よ、来い」以来かも。」と教えてくれる。
 最後に筆者は、「もしかして仕事と家庭の両立問題を描いているのだろうか。だとしたら女も仕事もみくびっているよね。自分の選んだ道が厳しいことは百も承知で昭和の女たちは周囲の壁と闘ったのだ。
 今週に入り、すみれはまた会社を辞めると宣言し。
 そのわりには手は引けずにいる。
 「カーネーション」のヒロイン糸子に一喝してもらいたい。
 あんたな、いいかげんにしーやー!」として締めくくった。
 読んで面白かった。
 筆者の指摘の通り、連続テレビ小説に、ドキドキ感,ワクワク感、を感じないで見ている。
 「その停滞の一因は主人公のすみれが「裕福な家に生まれた手芸好きなお嬢さん」から一歩も成長していないことだろう」との筆者の指摘は、なるほどそうだったかと得心した。
 
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by sasakitosio | 2016-12-23 06:27 | 東京新聞を読んで | Trackback