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by sasakitosio

日ロ会談めぐる報道 <日本の政治家も、メディアも、井の中の蛙?それでトランプ旋風・津波防げるの?>

12月18日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、法政大教授・山口二郎氏だ。今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「私は毎朝・NHKBSの外国放送局のニュースを見ている。
 世界の関心と、日本メディアの報道のずれが広がっていくことを最近強く感じる。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「欧米のメディアではシリア・アレッポの人道危機が連日、報道されている。
 民間人の殺戮はシリア政府の仕業であり、背後にロシアが存在することは常識である。
 シリア危機のさなかに行われた日ロ首脳会談をめぐ報道は、極めて異様だった。
 領土交渉で前進が期待できないことは、大統領の訪日前のインタビューなどで明らかだったが、日本国内のニュースは大統領歓迎ムードを報じ、交渉本体とは関係のないエピソードの類が満載だった。
 首脳会談後、一部ニュースはロシアのラブロフ外相がシリアやウクライナ東部情勢について、日ロ首脳が認識を共有したと述べたと報じた。
 これが事実だとしたら、日本を除くG7各国がシリアの平和的解決を求めているさなか、世界的なセンセーションである。」と指摘した。
 最後に筆者は、「両首脳が世界情勢についてどう認識しているか、日本は領土問題優先で、欧米と異なる態度でロシアに対するのかなど、重要な問題が沢山ある。こうした問題に踏み込めないなら、日本の新聞、テレビはジャーナリズムとは言えない。
 日本の政治家もメディアも、井の中の蛙になっていることを痛感させられた首脳会談だった。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「シリア危機のさなかに行われた日ロ首脳会談をめぐる報道は、極めて異様だった」との指摘、
 「両首脳が世界情勢についてどう認識し、日本は領土問題優先で、欧米と異なる態度で、ロシアに対するのかなど重要な問題が沢山ある。こうした問題に踏み込めないのなら、日本の新聞、テレビはジャーナリズムとは言えない」と厳しく指摘、など筆者の感覚や意見はよく理解出来た。
 世界が何と思おうと、日本の独自の道を切り開いていくという「信念」も「理想」も「構想」も残念ながら見えなかった。そんな「政府・外務省」の「プーチン大統領の日本訪問セレモニー」だったような気がしてならない。 
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by sasakitosio | 2016-12-19 06:29 | 東京新聞を読んで | Trackback