憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

最高政治裁判所<名目上は憲法の番人!実務・実質上は権力の番犬だものね!恥ずかしくないのかねえー!!>

 12月16日付東京新聞29面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、作家で元外務省主任分析官・佐藤優氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「筆者は、鈴木宗男事件に連座して東京地検特捜部に逮捕、起訴され最高裁判所まで争った経験があるので、この国の司法について書物で知った知識とは別の体験知がある。
 最高裁判所の本質は最高政治裁判所だ。
 ときの国家権力にプラスになる状況を司法の仮面をつけて提示するに過ぎない。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「12月12日最高裁判所第二小法廷(鬼丸かおる裁判長)は、米海兵隊普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画を巡り、埋め立ての承認を取り消した沖縄県の翁長雄志知事を国が訴えた訴訟の上告審で、判決を20日に言い渡すと指定した。
 高裁判決を変更するには弁論が必要とされる。
 弁論を開かないという事は、翁長知事の敗訴とした福岡高裁那覇支部の結論を確定させるという事だ。
 中央政府がこれで沖縄を抑え込めることができたと思うならば、大きな間違いだ。」と指摘した。
 最後に筆者は、「日本帰属によって、基地の過重負担という差別的な状況を押しつけられ続け、しかも沖縄県全体の民意、名護市の民意によって否定された辺野古新基地建設を、中央政府が強行を試みるならば、沖縄人の自己意識が変化する。
 中央政府が辺野古新基地の建設を強行する際に反対派と流血の衝突が発生し、沖縄人が死亡するような事件が起きれば、沖縄全体で日本からの分離を要求する動きが本格化する。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「最高裁の本質は最高政治裁判所だ。時の国家権力にプラスになる状況を司法の仮面をつけて提示するに過ぎない」とのこと、
 「沖縄県全体の民意、名護市の民意によって否定された辺野古新基地建設を、中央政府が強行を試みるならば、沖縄人の自己意識が変化する」とのこと、
 「沖縄全体で日本からの分離を要求する動きが本格化する」とのこと、等等を教えてもらった。
 そして、沖縄の分離独立を真剣に考えないといけないのかもしれないと、思った。
 世界のあちこちで、分離独立運動があるが、沖縄もその流れの中にあるのかもしれない、と考えた。
 「戦争」が核の誕生によってできなくなり、「平和」が日常になった時、そして地方の民意を踏みにじる「国家」の存在意義とはなにか、あらためて問いなおす「時期」なのだろうか?
 
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by sasakitosio | 2016-12-17 07:08 | 東京新聞を読んで | Trackback