憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

中国領導と庶民の定年<定年後の庶民が生活苦で自殺!?社会主義・共産主義の国で!??>

12月6日付東京新聞朝刊13面に「論説委員のワールド観望」という欄がある。筆者は、上海在住・加藤直人氏だ。今日はこの筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「中国共産党の「核心」とされ権力掌握を進める習近平国家主席(党総書記)の周辺で定年延長論が浮上している。
 定年制度は権力闘争に利用されてきた歴史があるが、今回は習氏が国家主席の任期である2期10年を退いた後も、権力中枢に居座る異例のシナリオを描いているとの観測もあるから穏やかではない。
 現在、最高指導部は「68歳定年」の内規がある。
 現在7人いる政治局常務委員のうち習氏(63)と李克強首相(61)を除く5人が、2017年秋の党大会に引退となる。
 問題はその先である。さらに、5年後の22年党大会では、李氏のみが68歳未満で指導部に残れるはずだが、「段階的な定年延長により習氏は事実上の三期目を狙う」(中国記者)との観測が急浮上している。
 憲法規定で国家主席は2期十年と決まっているが、党総書記の任期に明確な規定はない。習氏は国家主席を退いた後も引退せず、党最高指導者として実権を握り続けることができるという見方である。
 17年党大会に定年延長が実現すれば、その時点で69歳になる王岐山・規律検査委員会書記も留任可能となる。腐敗撲滅にすご腕を振るった習氏の右腕であり、習氏にとっては一石二鳥の定年延長論ともいえる。」と指摘した。
 さらに筆者は、「領導」といわれる指導部の定年が明確でなかった中国では、1997年の党大会ではじめて70歳定年が適用された。次の02年大会では68歳定年とされたが、中国政界の研究者は「いずれも江沢民(元国家主席)がライバルを追い落とすためにフル活用した」と指摘する。
 97年には全国人民代表大会(国会に相当)の喬石常務委員長が、02年には全国政治協商会議の李瑞環主席が定年を理由に引退に追い込まれた。20年近く前から、権力闘争と定年制は切っても切り離せない関係にあるのだ。
 庶民の定年に目を移せば、企業従業員の定年は男性60歳、女性50歳(管理職55歳)と、最高指導部に比べて若く引退を余儀なくされる。
 現在の定年制が導入されたのは1978年で、当時の平均寿命は男性は64歳、女性は67歳程度と今より随分若かった。
 中国政府は、17年から女性の定年を一律55歳とし、45年には男女とも65歳にするとの青写真を描く。
 それでも人口に占める60歳以上の割合が20年には17%になるとの予測もあり、庶民の多くは老後の生活に大きな不安を抱えている。」と教えてくれる。
 最後に筆者は、「昨年秋、南京で妻を亡くした60歳の男性が退職直後に世をはかなみ飛び降り自殺した。
 13年には広東省で648元{役9700円}の養老金では苦しいと、58歳の元代用教員が生活苦からカゼ
薬を100錠飲み自殺した、
 中國紙が伝える退職者の悲惨な末路と、庶民とかけ離れた高齢の退職年齢が権力闘争の武器とされる権力中枢とは別世界のようである。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 筆者の上海からの毎回の記事で、中国の今日を知るのが楽しい。 
 「「領導」といわれる指導部の定年が明確でなかった中国では、1997年の党大会で初めて70歳定年が適用された。次に02年党大会では68歳定年とされた」とのこと、
 「庶民の定年い目を移せば、企業従業員の定年は男性60歳、女性50歳(管理職55歳)。現在の定年制が導入されたのは1978年」とのこと、
 「中国政府は、17年から女性の定年を一律55歳とし、45年には男女とも65歳にするとの青写真を描く」とのこと、等等のことを初めて知ることができた。私の個人的関心は、定年後の庶民の暮らしの現状がどのようなものかだ。
 そのことについて、筆者は、「昨年秋、南京で妻を亡くした60歳の男性が退職直後に世をはかなみ飛び降り自殺した」とのこと、
 「13年には広東省で648元(約9700円)の養老金では苦しいと、58歳の元代用教員が生活苦からカゼ薬を100錠飲み自殺した」とのこと、等を知り、日本の退職者も年金だけでは苦しいが、中国の庶民の苦しみは日本の比でないことを知った。
 ここは、日中で「庶民の老後を幸せにする」競争してほしい。自由主義と全体主義でとっちが勝つか?見ものだなあ!
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by sasakitosio | 2016-12-09 09:31 | 東京新聞を読んで | Trackback