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by sasakitosio

国際刑事裁 人道の「砦」を守ろう <米国、ロシア、中国が未加盟??日本が最大の拠出国!!>

12月5日付朝日新聞社説に、「国際刑事裁判所」のことが載った。
 今日は、この社説を学習することにした。
 まず社説は、「人道犯罪や戦争犯罪を、「勝者」ではなく普遍的見地と中立な立場から裁くーーー。
 この理念のもと、国際刑事裁判所(ICC)は2002年、オランダのハーグに設けられた。
 日本を含む120カ国以上が加盟する
常設の法廷として、少年兵を徴用した武装組織の元指導者や、住民殺害にかかわった政治家に有罪判決を言い渡すなど、実績を重ねてきた。
 ところが、南アフリカ、ブルンジ、ガンビアのアフリカ3カ国が最近、ICCから脱退を表明した。
 さらにロシアが加盟に向けた手続きを止めると発表し、フィリピンのドゥテル大統領も脱退を示唆した。
 国際社会に「法の支配」を浸透させる長年の努力に背を向ける動きであり、看過できない。」と切り出した。
 つづけて社説は、「アフリカ諸国の一部には「ICCがアフリカの指導者を狙い撃ちしている」との不満が広がっている。
 確かに、これまで有罪判決を受けた4人は、全員がアフリカ出身者。正式に捜査が行われた10件のうち9件がアフリカで起きた事件だ。
 しかし、5件はアフリカ各国の要請で着手されたもだ。裁かれた行為の被害者もまた、アフリカの人々である現実も忘れてはなるまい。ICCはアフリカ以外の事件の予備調査も進めており、「狙い撃ちは」との見方は誤解である。
 3カ国は1年後の脱退発行までに方針を改め、ICCにとどまってほしい。
 一方、ロシアはクリミア半島併合、フィリピンは強権的な捜査対象になることへのけん制とみられる。露骨な捜査逃れは、国際信用を自ら貶める振る舞いだと自覚すべきだ。
 ICCの役割は犯罪者を裁くだけではない。権力者が非道な手段に訴えるのを思いとどまらせる効果や、人権意識を根づかせて各国の司法制度を向上させる効果も高く評価されている。」と指摘した。
 最後に社説は、「一方、ICCには、米やロシア、中国など大国が未加盟という欠陥がある。これでは、シリア内戦のように大国が関与する地域の蛮行が見逃されてしまうとの不信が広がりかねない。
 ICCは、過激派組織「イスラム国」(IS)のテロや難民・移民の命を軽視密航ビズネスの捜査にも意欲を示している。国を超えた脅威を司法の場で抑える仕組みは、あらゆる国の利益に合致するはずだ。
 すべての国に加盟を促し、」人道を守る「砦」を強固にすべきだ。ICCへの最大の拠出国で裁判官も送り出してきた日本は、その先頭に立ってほしい。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「国際刑事裁判所(ICC)は2002年、オランダのハーグに設けられた。
 日本を含む120カ国以上が加盟する常設の法廷として、少年兵を徴用した武装組織の元指導者や、住民殺害にかかわった政治家に有罪判決を言い渡すなど、実績を重ねたきた」とのこと、
 「南アフリカ、ブルンジ、ガンビアのアフリカ3カ国が最近、ICCからの脱退を表明した」とのこと、
 「ICCには米国やロシア、中国など大国が未加盟という欠陥がある。」とのこと、
 日本は「ICCへの最大の拠出国で裁判官も送り出してきた」とのこと、等等を知ることができた。
 大国抜きの現状は、TPPに似ているなあと思った。
 大国が加盟していないのは、国際社会でエゴ丸出しの勝手な振る舞いがやりにくいからだろう。
 日本は最大の拠出国で裁判官を出しているとのこと、国を越えた脅威を司法の場で抑える取り組みは、高い精神文化、懐の広い世界観、等々小国日本の得意技ではなかろうか。
 日本がICCの活動を通して、世界平和に貢献できることは、日本人として誇りに思っていいのではないか。
 
 
 

 
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by sasakitosio | 2016-12-07 06:24 | 朝日新聞を読んで | Trackback