憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

模倣と権力 <憎悪と排除で煽動する政界の異端者が権力者に!日本も同じ?やだねえ~!!>

 11月24日付東京新聞朝刊23面に、「本音のコラム」という欄がある。
 筆者は、法政大教授・竹田茂夫氏だ。今日はこの筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「選挙前からトランプ次期米大統領とヒトラーが比較されてきた。
 だが、人物像や時代状況の類似性より深刻なのは、憎悪と排除で扇動する政界の異端者が権力を握り維持するメカニズムだ。
 ナチスは儀式化された党大会やラジオ・映画などで情緒に訴える単純な標語を繰り返した。
 虚偽・歪曲・反事実の混在した大量宣伝にさらされ続けた民衆の間で、事実の軽視と理性の蔑視が伝染していった。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「今回の米大統領選では、フェイスブック(FB)が偽りニュースの経路になり、選挙結果を左右したと非難されている。
 FBは世界で18億人が利用し、米国の選挙民の4割以上がニュースを視聴する巨大メディアだが、その運営原理は知人友人から成る想像上の親密圏に利用者が好むニュースを流して、クリック回数と広告収入を増やすというものだ。
 報道の公共性や客観性より、消費者選択と利潤原理が優先される。」と指摘した。
 最後に筆者は、「だが親密圏では気に入らない情報は遮断され、仲間内の偏見は強化される。ここに意図的な偽りニュースが流されると、FB上で一挙に情報カスケード(情報拡散の奔流)が生じうる。こうした情報の事実性はトランプ氏自身も支持者も問題としない。
 同付和雷同と権力追従に抗うのか。市民社会の理念と現実は歴史的な曲がり角に差し掛かっている。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「選挙前から、トランプ次期大統領とヒトラーが比較されてきた」との指摘、
 「憎悪と排除で扇動する政界の異端者が権力を握り維持するメカニズムだ」との指摘、
 「(FBという)親密圏では気に入らない情報は遮断され、仲間内の偏見は強化される。」との指摘、
 「情報の事実性は、トランプ氏自身も問題としない」との指摘、等はよく理解出来た。
 筆者指摘の「どう付和雷同と権力追従に抗うのか」のか、そこが問題だ。一人の有識者より無知でも二人の方が、重いという「権力者の選び方」の理念と現実が、矛盾をはらんでいるような気がした。
 トランプ大統領の誕生は、新たな市民社会誕生の契機になるのだろうか。
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by sasakitosio | 2016-11-27 07:37 | 東京新聞を読んで | Trackback