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by sasakitosio

暗雲 <北方領土交渉に?ほんとにほんと?交渉前のハードル上げじゃないの!?>

 11月25日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、作家で元主任分析官・佐藤優氏だ。今日はこの筆者に学ぶことにした。
まず筆者は、「北方領土交渉で暗雲が立ち込め始めた。15日、収賄容疑でロシアのウリュカエフ経済発展相が拘束された。同日、プーチン大統領はウリュカエフを解任する大統領令に署名した。
 ウリュカエフ氏は、日本とロシアの経済協力を担当する窓口だった。12月15日に山口県長門市で16日に東京で安倍晋三首相とプーチン大統領の会談が予定されている。
 ここで1956年の日ソ共同宣言で約束された歯舞群島と色丹二島のロシアからの引き渡しが進むという見方が日露両国の間で強まっていた。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「二島が引き渡されれば、その周辺のEEZ(排他的経財水域)も日本のものとなる。
 さらに、日ロ両国が歯舞群島、色丹島、国後島、択捉島の「非軍事化」に合意する可能性がある。
 そうしないと日本に返還された後の歯舞群島、色丹島に日米安保条約に基づいて米軍が展開する可能性があるからだ。」と指摘した。
 最後に筆者は、「ロシアの漁業ロビー、軍からすれば、歯舞群島、色丹島の引き渡しによって漁業利権を失う。
 さらに北方4島の非軍事化が実施されれば、軍も影響力が弱まる。これら対日関係改善に反対する勢力が、ウリュカエフ氏を標的にした工作をかけたとのだと筆者はみている。
 日本からクレムリンに事態の改善に向けた働きがけないと、北方領土交渉が停滞する。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「15日、収賄容疑でロシアのウリュカエフ経済発展相が拘束された。同日プーチン大統領はウリュカエフを解任する大統領令に署名した」とのことは初めて知った。
 「ロシアの漁業ロビー、軍からすれば歯舞群島、色丹島の引き渡しによって漁業利権を失う。
 さらに北方4島の非軍事化が実施されれば、軍も影響力が弱まる」とのことを教えてもらった。
 現職の大臣が収賄容疑で逮捕・解任されたことは、ロシアでの話ではあるが、理解に苦しむ。せめて、日露交渉は新大臣でスムースに運んでほしい。
 漁業ロビーの漁業利権の喪失、軍の影響力の削減等の筆者の指摘は、分かりやすい。 
 そしてプーチン大統領の力、と見識が、どの程度のものかのリトマス試験紙は、12月15日に色を明確に見せてくれるかもしれない。
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by sasakitosio | 2016-11-26 07:27 | 東京新聞を読んで | Trackback