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by sasakitosio

上海ガニの嘆き <海を渡って、日本へおいでよ「上海ガニ」君、歓迎するよ!国民総出で!>

 東京新聞朝刊9面に、「論説委員のワールド観望」という欄がある。筆者は、上海在住・加藤直人氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「中国江南地方の秋の風物詩として有名な上海ガニのシーズンだが、業者の表情はさえない。
 今年は天候不順で生育が遅れたため高値での取引となっているが、役人の大口注文がさっぱりで売り上げが伸びないという。
 「トラもハエもたたく」と拳を挙げた習近平政権の腐敗撲滅が政敵の「大トラ」をすでに監獄へ追い込み、出先の役人の公費飲酒禁止にまで切り込んだ事情が背景にある。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「食通は「九円十尖」といって、カニのシーズンを心待ちにしてきた。
 旧暦9月(太陽暦で10月ごろ)には腹が丸い雌ガニのミソが絶品で、旧暦10月には腹が三角形の雄ガニが美味とされる。江蘇省の有名な産地である陽澄湖のほとりでレストランを営む女性(29)によると、今年は雌雄一対で約百元(約1500円)と前年比30元ほど高値だと言う。だが、女性は「客足は鈍く、特に公費での消費が年々減っています」と嘆く。
 習氏が中国トップの座についた2012年秋の以降、汚職事件で有罪判決を受けた省幹部級以上の高官は25人を超える。党内序列ナンバーで公安・司法部門トップだった周永康・元政治局党務委員や胡錦濤前国家主席の最側近だった令計画・前党中央弁公庁主任、万慶良・元広州市党委員会書記らが無期懲役刑を受けた。
 その収賄額は日本円で約11億5千万~19億3千万円とあまりにも巨額で、公費での飲食に消えるようなケタの金ではない。
 上海ガニ市場にジワリと打撃を与えてきたのは、習政権の反腐敗闘争の本気度に恐れをなし、「ハエ」撲滅に各省が連発した「公務接待禁止令」のようだ。」と教えてくれる。
 さらに筆者は、「新疆ウイグル自治区政府は9月、外国人接待や投資導入商談などの機会を除き公務での飲酒を禁止。この2年の間に浙江、江蘇、案微省など上海ガニ産地周辺の省は軒並み同様の禁酒礼を出し、紹興酒に会う上海ガニは公費宴席から遠のいた。
 河北省の規定は、公費接待は役所の食堂を使い、費用は一人30元(約450円)以内と定める徹底ぶりだ。
 くだんの女性は「私たちの業界は、公費飲食に利益を追い求めることはやめにしました。と諦め顔で語る。
 習政権が公務員に綱紀粛正・倹約を求めた「八項規定」で、中国の国内総生産(GDP)で、1%減少したとに研究者の試算もあり、これまでの公費天国のすさまじさを物語る。」と、指摘した。
 最後に筆者は、「接待宴会の抜け道になりそうな外国人招待では、参加者の氏名、人数、目的、予算など詳細な報告が必要だという。自費で買った酒の持ち込み禁止まで規定した省もあるというから、自腹であろうと公務接待と酒は切っても切れぬ深い仲のようだ。
 中国古典には「治人あって治法なし」との言葉もある。
 法をいかに厳しくしようとも、役人の意識がきちんと改まらなければ、公費天国根絶とはいかぬようだ。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「習政権が公務員に綱紀粛正・倹約を求めた「八項規定」で、14年に国内総生産(GDP)が1%減少したとの研究者の試算もあり、これまでの公費天国のすさまじさを物語る」とのこと、を知ることができた。
 しかし、公費天国はよくないと思うが、公務員の待遇が良いことは、労働者の待遇が良いことにつながり、けして悪いことではないような気がするが?
 また、安倍総理は、経済界に労働者の賃上げを要請していることが、ときどきマスコミにでるが、総理は国家公務員のベースアップや賃上げを率先して実行することが、労働者全体の賃金アップにつながるような気がしてならないが?
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by sasakitosio | 2016-11-14 06:26 | 東京新聞を読んで | Trackback