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by sasakitosio

51人の遺族 

 東日本大震災の津波によって74人の児童が死亡し、又行くへ不明となった宮城県石巻市立大川小学校。
 児童23人の遺族が、教師の避難誘導が不適切だったとして、石巻市と宮城県に対して、損害賠償を求める訴訟を起こした。
 10月26日、仙台地裁が下した判決は原告勝訴。
 市と県はともに控訴の意向である。
 連日報じられる原告の声に胸を痛めつつ、同じ場で子どもを失いながら、訴訟を起こさなかった,児童51人の家族に気持ちが向いてしまう。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「医療現場で働き、変化する状況で判断を迫られる難しさは、常に身に染みている。
 人間の能力には限界がある。しばしば痛感させられる。結果として、私は、他人に多くを求められない気持ちが募ってくる。
 そんな自分が遺族の立場になったとして、学校の責任を強く問うとも思えない。葛藤しつつも、結局は仕方がないと諦めるのではないか。」と指摘した。
 最後に筆者は、「51人の遺族が訴えないと選ぶまでには、それぞれに複雑な気持ちがあったと推察する。
 皆が本位の選択ではないかもしれない。
 いずれにせよ、その人たちの気持ちを聞いてみたいと思う。
 大川小学校では、10人の教職員も亡くなった。亡くなられた全てのみなさんのご冥福を、お祈りいたします。」といして締めくくった。
 読んで筆者の心情に共鳴した。
 「医療現場で働き、変化する状況で判断を迫られる難しさは常に身に染みている。人の能力には限界があると、しばしば痛感させられる」との指摘は、よく理解出来た。
 そして、「葛藤しつつも、結局仕方がないと諦めるのではないか」との心情も、「学校側を糾弾し、さらなる原因究明を求めている」原告遺族側の気持ちも理解できる。
 自分がその当事者になったら、私憤をすて、真実を明らかにし、後世への遺訓にしたい、と思った。
 
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by sasakitosio | 2016-11-09 06:58 | 東京新聞を読んで | Trackback