憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

ニュースは細部に <人間的側面への無関心が、日本と世界との距離?困ったもんだなあ?>

 11月5日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、師岡カリーマ氏だ。
 今日はこの筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「先月、ドイツでテロを計画し爆発物所持していたとして、シリア難民の男が逮捕された。
 報道によれば、イスラム国との関連も疑われている(男は拘束中に自殺)。
 特筆すべきは、この逮捕がシリア人の通報によるものだということ。
 容疑者はドイツ警察の監視をまんまとすり抜け同朋に助けを求めた。同朋らはかくまうふりをし、彼を縛り上げ、警察に通報。
 逮捕できたのは彼らシリア人のお蔭だと警察も発表した。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「難民問題が深刻化し、外国人排斥や反イスラムで荒れる欧州で肩身の狭い立場に置かれながら、良き市民であろうと積極的に行動したシリア人たちの切なる思いが伝わってくる。
 それこそがこのニュースに特別な奥行きを与えており、英BBCなどの海外メディアはそこに重点を置いた。
 一方日本のメディアの多くはこの事実を省略してしまった。
 それどころか「容疑者は別のシリア人宅にいるとの通報を受けて逮捕」といった報道もあり、これでは共犯と受け取られてしまう。
 「難民は怖い」とう不安をあおる恐れもあろう。」と指摘した。
 最後に筆者は、「テロ集団の報復もありうるのに、あえて通報したシリア人たち。こうした人間的側面への無関心は、日本と世界との距離を物語っているような気がしてならない。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 四季がはっきりしていて、四面海に囲まれた山国で、亜熱帯気候から亜寒帯気候までの長い列島で、天皇が長く続いている歴史をもち、世界のどこの国の人々よりも情緒豊かな国民だと、私は思ってきた。
 だから、筆者の「こうした人間的側面への無関心は、日本と世界との距離を物語っている」との指摘は、意外で驚きだった。
 「先月、ドイツでテロを計画し爆発物を所持していたとしてシリア難民の男が逮捕された」事件にたいする日本のメディアの記事の載せ方について、第三者委員会でも作って、徹底的に真実を明らかにすることは、日本メディア全体の信頼性の確保という問題意識で取り組んで結果を公表してほしいとおもった。
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by sasakitosio | 2016-11-06 06:06 | 東京新聞を読んで | Trackback