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by sasakitosio

長生きリスク 不安が生む「ぴんころ」信仰<病気の時は病気につきあい、命尽きるまで楽しみたい!>

 11月1日付朝日新聞朝刊6面に、「波聞風問」という欄がある。筆者は、編集委員・原真人氏だ。
 今日は、この筆者はに学ぶことにした。
 まず筆者は、「健康長寿のまちで知られる長野県佐久市の「ぴんころ地蔵」。名の由来は、元気に長生き、寝込まずに大往生を意味する「ぴんぴんころり」だ。
 長寿地蔵尊という正式名より愛称の方が有名になった。今や全国から年間14万~15万人が集まる一大観光スポットだ。高齢者だけでなく、家族連れ、若いカップルなどさまざまな参拝客が訪れる。 
 伊勢志摩サミットの際には11カ国の首脳同行のテレビクルーが長寿ニッポンの象徴として取材にやってきた。
 実は由緒正しい地蔵というわけでは無い。13年前、地元商店街が町おこしとして、成田山薬師寺の門前市を復活するのと合せて作った。それでも人々は御利益を求める。」と切り出した。
 つづけて筆者は、日本は世界一の長寿国ある。誇るべきことだが、そこには不安も生まれた。
 平均寿命は男80歳、女87歳。退職後の人生およさ20年という時代である。
 長い老後に生活資金はいくらかかるか。
 社会保障はその間も万全なのか。
 誰しも不安が頭をよぎる。
 政府は公的年金について「100年安心」と強調するが額面通りには受け取れない。
 「実質的に800兆円の積立不足」という専門家の指摘もある。見かけ上制度破綻はないかも知れないが、増税や保険料の引き上げで十分な財源を確保できなければ、問題は起きるだろう。
 行列の前の方に並んでいる人(リタイア世代)は約束された品質の商品を受けとることができても、後ろの順番(将来世代)に回ってきたときに品切れや品質劣化の恐れがないとは言えないからだ。
 三越伊勢丹の石塚邦雄会長も「不安こそ今の消費不振をの最大の原因」と見る。
 「日本では平均寿命と健康寿命との差、つまり不健康な期間が10年くらいある。社会保障がしっかり支えないと、国民はいくら蓄えても安心できない」
 消費増税の延期や28兆円の経済対策を歓迎する世論は確かにあった。
 ただそれは、今のために将来の需要を「前借り」しているに過ぎず、やり過ぎれば将来世代がますます困るだけだ。そこに気づき、不安を膨らませている国民も少なくない。だから老いも若きもぴんころ思考なのだ。」と指摘した。
 最後に筆者は、「自民党若手議員20人の小委員会が8カ月50時間の討議を経て先週、年金開始年齢の引き上げなどを盛り込んだ提言「人生100年時代の社会保障へ」をまとめた。
 昨年末、安倍政権が高齢の1千万人超に臨時給付金を配ると決めた際、小泉進次郎らが「一時的なバラマキではだめだ」と批判したのがきっかけで発足した会だ。
 「100歳の人生を構想した政策提言は世界初」と小泉氏は言う。
 祝福されるべき長寿がリスクになる社会はおかしい。
 長生きリスクを「長生きチャンス」に変えていくには、不人気をものともしない政治の強い覚悟が求められる。
 こうした動きが若い政治家から出てきたのは一縷の光明だろう。」として締めくくった。
 読んで、不思議な気がした。
 命について考えるきっかけになった。
 「長生きリスク」という言葉自体に!
 ならば、「短命ハッピー」か?
 そして、「リスク」は誰にとってリスクなのだろうか?その発想は、命に差をつける思想に繋がらないか?
「 佐久市の「ぴんころ地蔵」へ年間14万~15万人が集まる」とのこと、
 「伊勢志摩サミットの際には11カ国の首脳同行のテレビクルーが長寿ニッポンの象徴として取材のやってきた」とのこと、
 「平均寿命は男80歳、女87歳。退職後の人生がおよそ20年という時代」とのこと、
 「日本では平均寿命と健康寿命との差、つまり不健康な期間が10年くらいはある」とのこと、
 「自民党の若手議員が「人生100年時代の社会保障へ」をまとめた」とのこと、等等を記事から知ることができた。
 現代は、今日の平和と繁栄をもたらしてくれた「経済も思想も文化もふくめ過去」の成功体験が、「グローバルな格差社会」の誕生と拡大の前に、役に立たなくなってきているような気がしているが、自民党の若手議員の提言「人生100年時代の社会保障へ」はぜひ読んでみたいと思った。

 
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by sasakitosio | 2016-11-03 07:22 | 朝日新聞を読んで | Trackback