二枚舌政治 <ぜんぶ、ぜんぶ、アメリカ・米軍への従属が原因らしい?情っさけねえなあ!!>
2016年 11月 02日
今日は、この筆者に学ぶことにした。
まず筆者は、「日本の政治家の言動はよく分からない。3期9年首相の座に居座り続けたい安倍さんは、野党に下野していた時、「TPP(環太平洋経済連携協定)交渉参加反対という立場を取っております」と書いていた(「美しい国へ」「新しい国へ」の2著で)ことをすっかりお忘れだ。」と、切り出した。
つづけて筆者は、「山本有二農相が強行採決をちらつかせると、安倍さんは「自民党は強行採決などやったことがない」と開き直った。
エンマさんに言いつけたいほどの見え透いたうそ。
最近もっとも分からないのが、「核兵器廃絶」を唱えながら「核兵器禁止条約」には抵抗、反対する日本政府の二重基準。
自国を唯一の被爆国(南太平洋諸島の被爆者をむししているが)といいながらも、核兵器の法的規制には反対する。
スローガン的に「核兵器廃絶」と言いながらも、本気の法的禁止の条約規定になると、途端に腰砕け。
米国の鼻息をうかがってか、123カ国の賛成に対して、公然と反対した。被害者が加害者に迎合するのはいじめられっ子の従属だ。」と指摘した。
最後に筆者は、「駐留米軍の住宅費などの経費まで負担させられているのは、まるでいじめっ子に脅かされている被害者のようだ。
核兵器禁止条約に反対なのは、ひそかに将来の核武装を狙ってのことか。
核拡散防止条約(NPT)未加入のインドに、原発を輸出する」野望のためなのか。」として締めくくった。
読んで面白かった。
強行採決とTPPで、筆者は「エンマさんに言いつけたいほどの見え透いたうそ」と指摘、
核兵器禁止条約で、筆者は「被害者が加害者に迎合するのはいじめられっ子の従属だ」と指摘、
駐留米軍の経費負担で、筆者は「まるでいじめっ子に脅かされている被害者だ」と指摘、いずれも当を得ていて、悲しいブラックユーモアでブラックジョークではないか、と思った