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by sasakitosio

日銀の失敗と成長戦略 <物価を日銀が上げるって?いまはデフレもグローバル時代だよお!!>

10月20日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という欄がある。
 筆者は、法政大教授・竹田茂夫氏だ。
 今日はこの筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「なぜ量的緩和はインフレ期待醸成に失敗したのか。超インフレを招きかねない財政支配(金融政策の財政従属)を避けてどう出口を見出すか。
 3年半の黒田日銀を振り返るには二つの問題が不可欠のはずだ。だが、先頃の日銀の「総括的な検証」は誠実な分析にほど遠い。責任回避の政治的文書に堕してしまった」と切り出した。
 つづけて筆者は、「「人々がどう将来予測をたてるか」は歴史や社会心理が絡む問題で、複数均衡や自己実現的期待等の疑似理論を提供するだけの経済学の限界を示す。黒田日銀の失敗は、期待形成(国民は頭に中)は理論でも実際にも捕えがたいのに、操作可能だと考えた点にある。
 安倍政権は日銀に見切りをつけて、成長戦略として「働き方改革」に乗り出すという。
 円安・株高や過去最高の企業収益の下でも低迷する消費や投資に直面して、分配や投資の問題、つまり非正規層の待遇改善・賃上げ・労働時間規制等の重大性に気が付いたというわけである。」と指摘した。
最後に筆者は、「だが、働き方とは国民の仕事や生活のやり方そのものだ。
 「世界で一番企業が活躍しやすい国」にするために、われわれの時間や身体の使い方まで変えようとすることは、日銀の期待操作はの試みより傲慢で無謀な目標だ。
 抵抗も大きいはずだ。現政権のキャッチフレーズ思考では到底解決できない。」として締めくくった。
読んで勉強になった。
 筆者の「黒田日銀の失敗は、期待形成(国民の頭の中)は理論でも実際でも捕えがたいのに、操作可能だと考えた点にある」との指摘、
 「世界で一番企業が活躍しやすい国」にするために、われわれの時間や身体の使い方まで変えようとすることは、日銀の期待操作の試みより傲慢で無謀な目標だ」との指摘、等等はよく理解できた。
 その上で、いまや歴史は一国資本主義の時代からグローバル資本主義へと進化した時代だから、黒田日銀の物価引き上げ目標は立てることはできても、その実現は日銀の手に余るものではなかったか?
 また、政府がたてる「世界で一番企業が活躍しやすい国」にするためという目標は、「世界で一番日本国民が幸せになれる国」にあらためると、出てくる施策が「人類の繁栄と幸福」に繋がるような気がするが?
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by sasakitosio | 2016-10-22 07:03 | 東京新聞を読んで | Trackback