憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

民進党と原発 民意は見えているか<あちら立てればこちらが立たず、両方立てれば党が持たずか?>

 10月18日付朝日新聞社説に、「新潟知事選と民進党」のことが載った。
 今日はこの社説を学習することにした。
 まず社説は、「民進党にはくみ取るべき民意が見えていないのではないか。新潟県知事選をめぐる一連の対応に、強い疑問を感じる。
 共産、社民、自由の野党3党は、現状での東京電力柏崎刈羽原発の再稼働に慎重な泉田裕彦知事の「路線を引き継ぐ」と訴えて当選した米山隆一氏を推薦した。
 一方、民進党は自主投票とし、参院選以来の野党4党の選挙協力の構図は崩れた。
 ところが、朝日新聞の出口調査によると、民進支持層の85%だ米山氏に投票していた。民進党の判断と、支持層の思いとの亀裂の深さに驚く。」と切り出した。
 つづけて社説は、「そもそも民進党は米山氏を次期衆院選新潟5区ので公認内定していた。だが知事選出馬が決まった米山氏には推薦を出さなかった。
 電力総連など連合新潟が米山氏の対立候補を支持しており、党として明確な対応が取れなかったと見られている。
 連合は旧民主党時代から民進党を支えた有力団体だ。7月の参院選比例区で当選した11人のうち8人が連合の組織内候補で、個人名得票1位は27万票を得た電力総連出身候補だった。目に見える集票力があり、気を配らざるをえない存在なのだろう。
 政党にとって、支持層の期待に背いてでも、自らの政策を貫くべき場面は当然ある。だが、脱原発を巡っては、民進党としての方向性も支持層の思いも重なっていたはずである。
 参院選で民進党が掲げた重点政策は「2030年原発ゼロに向け、あらゆる政策資源を投入します」と宣言し、こう続けている。
 「安全確認を得ていないものは再稼働しない、の原則を徹底させます。また、責任ある避難計画がなければ原発を再稼働すべきではありません」
 3か月前のこうした主張はどうなったのか。
 新潟での対応は分かりにくいし、もし政策より支持労組への配慮が先に立っていたとすれば情けない。
 民進党の蓮舫代表は「米山氏勝利」の可能性は伝えられた最終盤にようやく応援のため新潟入りした。
 かろうじての野党共闘に加わった形にしたかったようだが、支持層が求めるのは、そんな政治技術ではないだろう。」と指摘した。
 最後に社説は、「朝日新聞の最新の全国調査によると、いま停止している原発の運転再開に賛成の人は29%、反対が57%だった。
 今回の新潟県知事選は、原発政策が、原発回帰を鮮明にする自民党・安倍政権との対立軸になりうることを教えている。
 民進党の「脱原発」は本気なのか。
 あらためて党内で議論し、姿勢を明確にしてもらいたい。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「民進党は米山氏を次期衆院選新潟5区で公認内定していた。だが、知事選出馬が決まった米山氏には推薦を出さなかった。電機労連など連合が米山氏の対立候補を支持しており、党として明確な対応がとれなかったとみられる」とのこと、
 「参院選で民進党が掲げた重点政策は「2030年代原発ゼロに向け、あらゆる政策資源を投入します」と宣言し、こう続けている。「安全か人を得ていないものは再稼働しない、の原則を徹底させます。また、責任ある避難計画がなければ原発を再稼働すべきではありません」」とのこと、
 「民進党の蓮舫代表は「米山氏勝利」の可能性が伝えられた終盤戦にようやく応援のため新潟入りした」とのこと、等等を知った。
 「今回の新潟県知事選は、原発政策が、原発回帰を鮮明にする自民党・安倍政権との対立軸になりうることを教えている」との社説の指摘は、当たっていると思った。今回の結果を全国に拡げ、原発再稼働反対の一大勢力つくりの契機にしたいものだ、と思った。価値観が多様な社会で、政治課題に党議拘束をかけること自体が、憲法の自由と民主主義の精神に違反するような気がしている。連合が蓮舫氏の米山隆一氏への応援演説に目くじらを立てたい気持ちもよくわかるが。自主投票を決めた民進党の議員の行動もまちまちになるのは、むしろ自然の成り行きではないか。
 青年も壮年も老年も、大志を抱こう!希望をもとう!! 新潟知事選挙の結果を受けて!!
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by sasakitosio | 2016-10-21 10:55 | 朝日新聞を読んで | Trackback