憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

戦闘と衝突 <世界中が戦闘と呼び、日本だけ衝突と呼ぶ?これって詭弁じゃん!?>

10月16日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、法政大教授・山口二郎氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「安倍総理が何が何でも自衛隊を南スーダンに派遣し、駆け付け警護をさせたいように見える。
 稲田防衛相が現地を視察し、派遣の地ならしをしてきた。安倍首相は国会での質問に対し、て、現地で起っているのは戦闘ではなく衝突だと述べたうえで、南スーダンは永田町よりも危険と軽口をたたいた。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「この軽口を聞くと、首相の知性だけでなく、人間としての誠実さにも大きな疑問を待たざるを得ない。
 国会冒頭の所信表明の際、首相は危険を顧みず任務に精励する自衛隊に感謝しようと拍手し、与党議員に同調を求めた。これも本心からの感謝ではないと思う。
 世界中が戦闘と呼んでいる現象を日本だけが衝突と呼んでいる。
 衝突と呼べば自衛隊を派遣できる。
 今の政府は自衛隊を自らの野望を実現するための道具としか考えていない。
 要するに、安倍政権にとって自衛隊を紛争地に派遣し、戦闘に従事させること自体が目的なのだろう。
 国会演説の際の唐突の拍手は、戦後初の英霊を造り出すことへの布石と解釈することもできる。」と指摘した。
 最後に筆者は、「南スーダンは新しい安保法制が最初に運用されるケースである。
 詭弁とごまかしで自衛隊を戦闘に参加させ、犠牲を生むという事態は絶対に避けなければならない。
 それこそが文民統制の課題である。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 戦争に負けたことを「敗戦」といわずに「終戦」といい、「敗退」を「転戦」といってようなものだ
 。落語、漫才、講談の中ならともかく、一国の総理が使って、国民や国会がこの詭弁を看過してはいけないことだと思った。
 正確には、軍人が武器を使って殺し合いをやっている「衝突」を「戦闘と」言うのではないか?
 「国会演説の際の唐突な拍手は、戦後初の英霊を造り出すことへの布石と解釈する」との筆者の指摘は、あの映像を見たとき、同じように受け止めて、ゾッとした。
 「詭弁とごまかしで自衛隊を戦闘に参加させ、犠牲を生むという事態は絶対に避けなければならない」との筆者の指摘は、よく理解出来た。
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by sasakitosio | 2016-10-20 06:35 | 東京新聞を読んで | Trackback