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by sasakitosio

EPA看護師・介護福祉士 なぜ帰国 <合格者の定着を促進し、世界一生きやすい日本にしよう!!>

 10月13日付朝日新聞朝刊17面に、「記者有論」という欄がある。筆者は、文化くらし報道部・松川希実氏だ。
 今日はこの筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「2008年の夏、経済連携協定(EPA)による看護師・介護福祉士候補者約200人が初めて日本に出発するのをインドネシアで取材した。
 「日本で勉強して祖国の発展に役立ちたい」と夢を語る候補者たちは、「英雄」として送り出された。
 あれから8年、たびたび会っては近況を聞いてきた。
 必死で勉強し、難関の国家試験に合格した人も多かった。この間、EPAの対象は3カ国に広がり、現在4000人近くが来日して600人以上が国家試験に合格している。
 ところが、最近は合格者から「帰国したい」と聞くことが増えた。
 実際、約3割が帰国などでEPAの仕組みを離れていた。
 なぜなのか。国は帰国の理由は施設からの任意の報告に任せ、「結婚や家族の事情」としている。
 これまでEPAの制度は日本語の難しさなど試験を受けるまでの大変さばかりに焦点が当たってきた。合格後は日本で働き続けられるが、その後のフォローはなかった。
 しかし合格者たちは、「合格後がさらに大変だ」と口をそろえる。
 合格した途端に国の助成金がなくなり、学習支援もないまま「日本人と同等」の仕事を求められる。
 疲れ果てた介護福祉士や、多忙さに子育ての難しさを感じる看護師が思いを語ってくれた。
 仕事が忙しいのは、みな同じーーー。
 そう強いられる社会の中で、日本人は暮らしている。
 でも、私たちが普通と思い込んでいる制度や働き方にこそ問題があるのではないか。
 合格者たちの挫折は、そう突きつけていると感じた。
 EPAで来日する外国人は、金を稼いで帰ることが目的の「出稼ぎ労働者」ではない。看護師候補なら母国で看護学校を出て数年働き、介護福祉士なら高等教育機関卒業という条件を満たすエリートで、高い志を持っている。
 彼等の声を聞き、生きづらさに向き合えば、日本人が当然だと思っている社会を見直すことにつながる。」と指摘した。
 最後に筆者は、「8月に帰国した介護福祉士のインドネシア人女性(31)は現在、家族とゆっくり過ごしている。もとは母国で看護師として将来を嘱望されていたが、「再就職できそう?」と聞くと、「分からない」と声を落とした。
 看護の現場を6年離れて復職することは難しいという。
 女性は帰国前に「合格して日本で学びたい」と語る後輩に、「そういえるのは今のうちだけ」と返した。合格者にそういわせるのはあまりにもさびしい。
 今国会では技能実習制度の職種に介護を追加する新法が成立しようとしている。夢を抱いて来日する若者を、日本の労働力を補う要員とみなして同化を強いるのは、双方にとって不幸な結末を繰り返すだけだ。
 合格者の定着は、日本が人を大切にし、生きやすい国と成れるかどうかの試金石になるのではないか。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「2008年夏、経済連携協定(EPA)による看護師・介護福祉士候補者約200名が初めて日本に出発するのをインドネシアで取材した」とのこと、
 「この間、EPAの対象は3カ国に広がり、4000人近くが来日して600人以上が国家試験に合格している。」とのこと、
 「最近は合格者から「帰国したい」と聞くことが増えた。実際、約3割が帰国などでEPAの仕組みを離れていた」とのこと、
 「合格者たちは「合格後がさらに大変だ」と口をそろえる。合格した途端に国の助成金が無くなり、学習支援もないまま「日本人と同等」の仕事をもt目られる」とのこと、
 「彼らの声を聴き、生きづらさに向き合えば、日本人が当然だと思っている社会を見直すことにもつながる」とのこと、
 夢を抱いて来日する若者を、日本の労働力を補う要員とみなして同化を強いるのは、双方にとって不幸な結末を繰り返すだけだ」とのこと、等等を知ることができた。
 また、「合格者の定着は、日本人が人を大切にし、生きやすい国と成れるかどうかの試金石になるのではないか、との筆者の指摘は、その通りだと思った。 
 世界一、人が住みやすく生きやすい「日本国」になる、よい契機にしたいものだと思った。
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by sasakitosio | 2016-10-17 06:14 | 朝日新聞を読んで | Trackback