憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

キリスト教信仰と九条 <9条改正は集団的無意識力で阻止される!!いいねえ!!!>

 10月14日付東京新聞朝刊27面に、「本根のコラム」と言う欄がある。筆者は、作家で元外務省主任分析官・佐藤優氏だ。今日はこの筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「8日、新潟市で行われた坂口安吾生誕祭に参加し、哲学者の柄谷行人氏と対談した。
 柄谷氏の思考は鋭さを増している。
 柄谷氏は内村鑑三のキリスト教信仰と憲法九条を類比的にとらえる。
 周囲の圧力で強制的にキリスト教を受容させられた内村鑑三は、先輩たちが捨てた後も信仰を持ち続け、教育勅語に敬礼しない、日露戦争で非戦論を貫くなど無教会派のキリスト教徒としての生涯を全うした。
 キリスト教という強い抑圧によって内村が高い次元で武士道に回帰したと柄谷氏は見る。
 武士道的キリスト教の成立だ。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「これと同様に占領軍の外圧によって押し付けられた憲法九条の理念は、日本人の無意識を支配することになっているので、改憲勢力がいかに主観的に憲法九条を改正しても日本人の集合的無意識の力によってそれは阻止されると柄谷氏は説く。
 集団的自衛権を部分的に可能にする法制ができても、今までと変化がないと筆者は認識し、主張しているが、「憲法の無意識」を補助線にすればこのことを説明できる。柄谷氏は、日本はバックス・トクガワーナ(徳永の平和)に憲法九条とともに回帰していると考える。
 それだから、徳川幕府の支配下になかった琉球(沖縄)の版図は、バックス・トクガワ―ナから、無意識のうちにはずされているのであろう。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「周囲の圧力で強制的にキリスト教を受容させられた内村鑑三は、先輩たちが捨てた後も信仰を持ちつづけ、教育勅語に敬礼しない、日露戦争で非戦論を貫くなど無教会派のキリスト教徒としての生涯を全うした」とのこと、
 「これと同様に占領軍の外圧によって押し付けられた憲法9条の理念は、日本人の無意識を支配することになっているので、改憲勢力がいかに主観的に憲法9条を改正しても日本人の集合的無意識の力によってそれは阻止されると柄谷氏は説く。」とのこと、等を知ることができた。
 「集団的無意識の力」という言葉の意味がいまいち理解できないが、結果的に9条改正が阻止されるという「考え方」は希望と元気を与えてくれる。
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by sasakitosio | 2016-10-16 10:31 | 東京新聞を読んで | Trackback