憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

元軍人の抗議 悩む習政権 軍に配慮 強制排除避け説得<中国でも格差解消と民主化は不可避か?>

10月13日付朝日新聞朝刊13面に、「八一大楼」が11日に多数の退役軍人らに包囲された「事件」に関しての記事が載った。
 今日は、この記事を学習することにした。
 まず記事は、「中国の軍最高意思決定機関である中央軍事委員会や国防省が入る建物「八一大楼」が11日に多数の退役軍人らに包囲された問題で、中国政府が地方の省長らを急きょ北京入りさせるなど、抗議行動をやめさせるための緊急措置を取っていたことがわかった。こうした対応を受け、同建物周辺での抗議活動は12日未明に収束した。」と切り出した。
 つづけて記事は、「軍中枢機関が集まる北京市中心部の八一大楼がほぼ丸一日にわたり、抗議活動によって包囲されるのは極めて異常な事態。
 周近平政権は軍へに配慮などから、元軍人に対して強制排除に出ることは難しいと判断し、多数の幹部を投入しての説得工作で問題解決を図ろうとしたとみられる。
 元軍人らは迷彩服を着て軍歌を歌いながら、補助金アップなど待遇改善を要求した。湖南省からきた50代の男性は1980年代から15年間、軍に務めていたが、退役後の年金支給は1カ月1千元(約1万6千円)だといい、「これでどんな生活ができるのか」と語った。
 こうした退役軍人の待遇への不満は中国各地で高まっており、今年2月と6月には北京市内の軍の陳情部門前でも大規模な座り込みが行われていた。
 11日の抗議活動の参加者は少なくとも数百人。一時は1万人以上に上ったとの証言もある。
 一方軍人らは「断固として周主席を守る」と書いた横断幕を掲げ、反政府的な活動でないことも強調した。
 中国政府は対応に苦慮したようだ。
 12日未明、当局者は元軍人らに対し、「皆さんがここに来たのは、正当な権利を守ろうとのものであると信じます。でも、法律を侵すことはできません」などと呼びかけた。」と教えてくれる。
 最後に記事は、「元軍人らの出身地である河北、山西、河南など9つの省の省長や党幹部を急きょ、北京入りさせる措置を取ったとも説明。
 民政省など政府の関連部門の幹部が合同で対応に当たり、待遇改善について話し合いに応じることなどを約束した。
 説得路線の背景には、習体制が兵力30万人削減などの大規模な軍改革を進めていることも指摘される。軍内には改革に不満の声もあるとされ、退役軍人の待遇は、これから退役する軍人たちにとって敏感な問題となっているからだ。
 ある党関係者は「元軍人らが強制排除されるような事態が起きれば、現役軍人にも動揺が出るのは間違いない。当局はそうした事態を避けたかったのではないか」と話す。(北京=古谷浩一)」として締めくくった。   
 読んで勉強になった。
 「退役軍人の年金支給額が月1千元(約16000円)」とのこと、
 今月2月と6月には北京市内の軍の陳情部門前などでも大規模な座り込みがあった」とのこと、
 「11日の抗議活動の参加者は少なくとも数百人。一時は1万人以上に上った」とのこと、
 「元軍人らの出身地である河北、山西、河南など9つの省の省長や党幹部を急きょ北京入りさせる措置を取ったとも説明した」とのこと、
 「説得路線の背景には、習体制が兵力30万人削減などの大規模な軍改革を進めていることも指摘される」とのこと、とうとうの現在の中国事情をすることができた。
 日本で歓迎されている「中国旅行者」を見る限り、中国人の豊かさを感じてきた。
 また、退役軍人の年金が月額16000円あることに驚いた。多くの国では、軍人の待遇を現役時代も退役後も死後も、それ以外の国民よりも手厚くし、危険な任務に誘導する政策がとられるはずだ。
 その点で、退役軍人の年金支給が月16000円では、「これでどんな生活ができるのか」との声は理解出来たし、その他の国民の年金額の低さが想像できた。
 また、習体制の兵力30万人削減という政策は、中国政府の財政問題であると同時に、失業問題、年金問題であることを知った。 
[PR]
トラックバックURL : http://sasakitosi.exblog.jp/tb/23553303
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
by sasakitosio | 2016-10-15 12:01 | 朝日新聞を読んで | Trackback