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by sasakitosio

戦略的忍耐からの転換<実に怖い話だよ!安倍総理!命がけで「朝鮮半島有事」を回避してーー!!>

10月9日付東京新聞朝刊4面に、「時代を読む」という欄がある。筆者は、ソウル大学国際大学院教授・朴喆煕氏だ。今日はこの筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「米国の対北朝鮮政策の基調が変わりつつあるようだ。国連安保理の制裁とは別に、北朝鮮に対する独自の金融制裁を本格的に検討し始めた。
 さらには、米国への核攻撃の兆しが表れた際には北朝鮮への先制攻撃の可能性まで議論されている。
 北朝鮮の行動次第では軍事的行為をも選択肢とする可能性を模索し始めたのである。北朝鮮に対する米国の政策が「戦略的忍耐」から、「戦略的行動」へと転換期を迎えたともいえる。米国の忍耐も限界に近づいているのかもしれない。と切り出した。
 つづけて筆者は、「米国がこれまでの対北朝鮮政策を再検討している背景にはいくつかの理由がある。
 まず、戦略的忍耐政策が取られた背景には制裁と圧力の長期化は北朝鮮にとって不利であるという前提があった。
 北朝鮮の経済状況などを考えれば、外圧や制裁に国力が持ちこたえず、崩壊するか、少なくとも降伏に近い形で自ら対話をもちだすだろうという期待があった。北朝鮮の指導部も、状況が苦しくなれば対話を望むようになるだろうと期待したのだ。
 しかし北朝鮮は、ますます核やミサイル開発を急ぎ、軍事的挑発をやめる気配を見せない。制裁が核開発の抑止になる可能性が低いと判断したのだろう。
 さらにいえば、戦略的忍耐政策の裏には北朝鮮の核開発能力を過小評価していた側面もあろう。
 北朝鮮が核物質を保有し、核爆弾を造り、これを運ぶ手段であるミサイルを開発しても、核兵器の小型化・軽量化を成功させ実際に使用可能な領域まで性能を高めるには相当の時間が必要だと見込んでいたのである。
 しかし、今年に入ってからの核実験やミサイルの開発の様子を見ると、予想以上に速いスピードで技術も制度も高まっている。
 潜水艦から発射できるミサイルまで開発が及んでいることを考慮すると、米国の忍耐が限界を迎えたのも不思議ではない。
戦略的忍耐政策の転換を後押ししたのは、北朝鮮の核ミサイルが米本土まで到達する可能性を排除できなくなったということだ。
 これまで北朝鮮の脅威は韓国や日本、あるいはグアムなど米軍基地に向けられたもので、ミサイル防衛システムさえあれば対処可能と考えられていた。
 しかし核ミサイルで米本土を攻撃できるとなれば話は違ってくる。
 最近の米国の動きは、北朝鮮による軍事的脅威の排除を真剣に検討しなければならないという危機感を伴うものであろう。
 戦略的忍耐政策のもうひとつの前提として、北朝鮮に対して影響力を持つ中国が北朝鮮の核開発にしびれを切らし、米国が手を出さなくても中国が北朝鮮問題の解決に動くだろうという判断があったはずだ。
 しかし最近の中国には、北朝鮮による核開発よりもその体制の崩壊を恐れている様子が見てとれることもあり、これ以上中国に北朝鮮問題の解決を期待できないと判断したのではないか。」と指摘した。
 最後に筆者は、「北朝鮮は米大統領選擧を前に軍事的挑発の継続が得策と判断したのかもしれない。
 核能力を最大限に高め、米新政権と核保有国として交渉に臨むことを期待しているだろう。
 しかし北朝鮮への政策が戦略的忍耐から戦略的行動へ変化すれば、期待は的外れに終わる可能性がある。
 自国に対する軍事的脅威には厳しい態度に徹する米国を読み違えてはいけない。」として締めくくった。
 読んで驚いた。
 「北朝鮮に対する米国の政策が「戦略的忍耐」から「戦略的行動」へと転換期をを迎えたともいえる。米国の忍耐も限界に近づいているのかもしれない」との指摘は恐ろしい。
 ベトナム戦争も、イラク戦争も、その開戦の根拠はアメリカ軍のデッチアゲで始まった。その点からすると、北朝鮮に対する「戦略的忍耐」はどこから来たのだろうか、やはり核保有国へためらいだったのだろうか。
 「自国に対する軍事的脅威には厳しい態度に徹する米国を読み違えてはいけない」と筆者は指摘するが、米国は北朝鮮で核戦争をも辞さないつもりなのだろうか?朝鮮半島での米軍の戦争は、日本が無関係とはいかない。とくに、集団的自衛権行使容認ののちに出来た「戦争法」によって、参加を断る手立てが亡くなってしまった。
 日本が平和でおれるのは、今や朝鮮半島有事を起こさせない、その努力と結果にかかっている、と思った。
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by sasakitosio | 2016-10-14 06:04 | 東京新聞を読んで | Trackback