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by sasakitosio

デフレ脱却 切り札は賃上げ加速だ<金融政策の目標を物価上昇から賃金上昇に!ノーベル賞ものだよ!>

10月7日付東京新聞社に、「デフレ脱却」のことが載った。今日はこの社説を学習することにした。
 まず社説は、「物価下落が続き、デフレの停滞感がむしろ強まっている。日銀の金融緩和に過度に依存してきたアベノミクスの失敗は明らかだ。必要なのは継続的な賃上げであり、経営側の覚悟が問われている。
 5日の公表された経済財政諮問会議の議事録(9月30日開催分)によれば、民間議員が提出した「継続的な賃金引き上げによるデフレ脱却」提言に基づき、ようやく賃上げの必要性を確認した。
 だが肝心の具体策となると、途端に歯切れが悪くなる。
 「生産性の向上が欠かせない」などの抽象論に陥るが、これは賃上げに消極的な経団連会長を諮問会議に入れている弊害ではないか。
 企業は収益が上がっているのに、賃上げに十分回さずためこんでいるのは明らかだ。
 アベノミクスが始まって以来、三年間で企業の内部留保(利益剰余金)は73兆4千億円も増え、合計で380兆円に達した。そのうち現金・預金は約200兆円もある。」と切り出した。
 つづけて社説は、「これに対し、給料はというと一年目は合計3.4兆円減少、2年目は4兆円、3年目は2兆円それぞれ増えたが、合計すると3年で2.6兆円しか増えていない。
 榊原定征・経団連会長は諮問会議の席上、、内部留保については「現預金の200兆円は企業の運転資金の約1.6カ月分であり、適正範囲を超えた水準ではない」と理解を求めた。賃上げの流れは維持する考えを示したが「賃金上昇分の4割超が社会保険料の増加分で減殺され、また将来不安や教育費負担などが消費を控えさせる」とデフレ要因を挙げて、あくまでも賃上げに消極的だった。」と指摘した。
 最後に社説は、「要するに従来のやり方ではダメだといいことだ。では、どうするか。
 例えば、企業の内部留保に課税する。
 韓国は2015年から導入、賃上げや設備投資などが一定割合に満たない場合、不足分に10%課税している。法人税と2重課税となり、いわば禁じ手だ。
 だが経済界はアジア諸国並みに低い水準の法人税をもとめてきたのだから、韓国の他に台湾も導入している内部留保税の方も受け入れたらどうか。
 前年度の物価上昇率を基に賃金交渉する春闘も改めるべきだ。これではいつまでたっても物価、賃金とも上がりにくいままだ。
 あるいは民間に準じて決める公務員給与を、民間に先行して引き上げたり、金融政策の目標を物価上昇ではなく賃金上昇とするやり方もあろう。
 大事なのは官民で知恵を出し、。必ず実行するということだけだ。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
「アベノミクスが始まって以来3年間で企業の内部留保は(利益剰余金)は73兆4千億円も増え、合計で約380兆円に達した。そのうち現金・預金は約200兆円もある」とのこと、
 「給料はというと1年目は合計で3.4兆円減少、2面目は4兆円、3年目は2兆円増えたが、合計すると3年で2.6兆円しか増えていない」とのこと、
 「企業の内部留保に課税する。韓国は2015年から導入、賃上げや設備投資などが一定割合に満たない場合、不足分に10%課税している」とのこと、
 等々を知ることができた。
 とくに、「企業の内部留保が3年間で380兆円に達した」ことを知って、そのうち、その豊かさは日本全体にあふれてくるはずだと思うと、豊かになった気分になる。錯覚かもしれないが。
 企業の豊かさを、国民全体に、出来るだけ早く回すには、「内部留保に課税する」「民間に準じている公務員給与を、民間に先行して引き上げる」「金融政策の目標を物価上昇でなく賃金上昇とする」等等は、アベノミクスの失敗から出たすばらしい「教訓」のような気がした。
 
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by sasakitosio | 2016-10-10 07:22 | 東京新聞を読んで | Trackback