憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

ノーベル賞 やはり大切な基礎研究 <次は、平和憲法を世界へ広げて日本国民に「平和賞」がほしい!!>

10月4日付東京新聞社説に、「ノーベル医学賞の受賞が決まった、大隅良典・東工大栄誉教授」のことが載った。今日はこの社説を学習することにした。
 まず社説は、「大隅良典・東工大栄誉教授にノーベル医学生理学賞が贈られることが3日、決まった。
 がんなどの治療につながると期待される研究だ。これで日本人のノーベル賞受賞は3年連続、共に喜びたい。
 自然科学系のノーベル賞は受賞者を3人まで選ぶことができ、単独受賞は少ない。大隅さん一人が選ばれたというのは、業績の大きさとユニークさを示している。
 受賞理由のオートファジーとは、生物が細胞の中でたまった不要な物質を分解して再利用するリサイクルシステムのことだ。単細胞生物の酵母で解明した。
 ここまでは基礎的な研究だが、大隅さんは対象を哺乳類に拡大。研究成果がガンやアルツハイマー病などの病気や老化の研究にも貢献することを示した。近年、世界中で幅広い領域で研究が進んでいる。」と切り出した。
 つづけて社説は、「大隅さんが成功のカギとして語っていることが面白い。
 「人のやらないことに挑戦する」
 「はやりでないことをするのが私の信条」。
 「顕微鏡を飽かずに眺めていた」とも。
 研究内容は分からなくても、楽しそうに研究する姿が目にも浮かぶ。そして、「まだ基本的な問題が解明されていない」と語っている。奥が深い。
 研究が大きく進展したのは1996年から2009年まで在籍した基礎生物学研究所(愛知県岡崎市)のときだ。研究環境や人に恵まれたという。
 同研究所は77年、基礎生物学分野における中核的な国立研究所として設立され、国際的に高く評価されるような研究が期待されていた。ノーベル賞受賞者は初めてだが、今後も期待したい。」と指摘した。
 最後に社説は、「興味深いのは、大隅さんは東大教養学部卒業で、医学者ではない。ノーベル医学賞の日本人受賞者は4人になったが、第1号の利根川進・米マサチューセッツ工科大教授(87年)は京大理学部、昨年の大村智・北里大学特別栄誉教授は山梨大学芸学部で、医学部卒は山中伸弥京大教授(12年)の神戸大医学部だけだ。
 科学を大きく前に進める研究は、必ずしも「この道一筋」である必要はないようだ。山中教授も臨床から基礎研究に戻っている。
 日本は最近、論文数が減り、有名大学の国際的な評価が落ちている。政府は大学改革や科学研究費の配分見直しに熱心だが、目先の成果を求める傾向がある。
 今回の受賞を機に、基礎研究の重要性や独創的な研究を生み出した環境に思いを巡らしてほしい。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 大隅良典・東京工業大学栄誉教授のノーベル医学生理学賞の受賞理由のオートファジーは「生物が細胞の中にたまった不要な物質を分解して再利用するリサイクルシステムのことだ」とのこと、
 大隅さんは成功のカギとして、「「人のやらないことに挑戦する」「はやりでないことをするのが私の信条」」といっているとのこと、
 「大隅さんは東大教養学部卒業で、医学者でない」とのこと、等等を知ることができた。
 ノーベル賞を受賞することで、大隅良典氏の研究が世界的に評価されたことは、素晴らしいと思った。
 また社説が「日本は最近、論文が減り、有名大学の国際的な評価が落ちている」との指摘は、気にかかる。
 さらに、平和憲法のもとで、有為な人材や大切な財源を、戦争や内乱で浪費しないで来た「日本国民」のなかから「人類が平和のうちに反映する研究成果」が出るはずだと、ずーーと期待してきた。三年連続の日本人のノーベル賞受賞は、期待が現実化しているような気がして、うれしい。
 そして、ノーベル賞の受賞も素晴らしいが、自由と民主主義が世界中に格差と貧困に苦しむ人々を生み出している今日、日本国憲法前文にある「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」との思想を、現実化する理論を発明・発見する人が日本国民の中から出現してほしいと、期待し続けてきたが? 寡聞にして、残念ながら、まだ、自分の視界には見えない。
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by sasakitosio | 2016-10-09 15:28 | 東京新聞を読んで | Trackback