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by sasakitosio

脱力の町長選 < どうしたもんじゃろかのおーー?有識者の皆さん!出番ですよーー!!>

10月5日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」と言う欄がある。筆者は、文芸評論家・斎藤美奈子氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「9月末から数日間、私はたまたま愛媛にいた。
 10月1日の朝、ホテルで愛媛新聞を見て、一気に眠気が吹き飛んだ。
 <伊方町長選あす投票>
 えっ、伊方町って、あの伊方原発の伊方町?
 全然知らなかった。それもそのはず。東京のメディアでは、この件はほとんど報道されていなかったからである。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「町長選は山下和彦前町長の病気辞職に伴うもので、自民党県連総務会長などを歴任した元県議で、原発と共存派の高門清彦氏(58)と、共産党南予地区委員長で原発の停止・廃炉を求める西井直人氏(59)という新人同士の一騎打ち。高門氏は前町長と町議16人全員(!)の後押しを受けての立候補という。
 そして2日。投票総数6312(投票率71.45%)。高門氏5451票、西井氏765票で、高門氏の圧勝だった。」と教えてくれる。
 最後に筆者は、「伊方原発は日本一危険な原発と言われる。地震の多発地帯である
中央構造線の近隣に位置し、耐震設計に懸念があり、住民の避難路も確保されていない。
 8月12日の3号機稼働の際には、日本中の人が反対した。それでも選挙ではこのような結果になる。
 原発に頼らない町づくりから考えないと、この構図は変わらないだろう。
 にしても、たった6千数百人の民意で日本の命運が左右されるって、どうにも割り切れない気分である。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 筆者の「脱力感」に共鳴した。
 10月2日、伊方町で町長選挙で、「投票総数6312票(投票率72.45%)。高門氏(自民元県議・原発共存派)は5465票、西井氏(共産党地区委員)は765票であった」とのこと、を知った。
 また筆者は、「たった6千数百人の民意で日本命運が左右されるって。どうにも割り切れない気分である」との思いは、「8月12日の3号機再稼働の際に反対した日本中の人」も同じだと思う。
 今を失う、そのタイミングが「直近で現実」の人々と、失う今のタイミングが「不明・不確実な現実」の人々との、温度差のような気がしている。
 次の原発の過酷事故が近所で起きないことを祈りながら、民主主義の機能回復を図るしかないが?
 これもまた、有識者のみなさんの出番だ。
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by sasakitosio | 2016-10-09 07:48 | 東京新聞を読んで | Trackback