憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

兵隊さんのおかげ?<まるで戦中だな?公僕には監視を!感謝は、すべての労働者に!!>

 10月2日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」と言う欄がある。筆者は、法政大教授・山口二郎氏だ。
 今日はこの筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「臨時国会冒頭の所信表明演説の際、安倍首相が自衛隊、警察、海上保安庁に謝意を表そうと呼び掛け、与党議員が立ち上がって拍手したというシーンを見て、なんとも嫌なものを見たと感じた。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「自衛隊や警察は、国家機関の中でも暴力装置である。民主党政権時代、閣僚がこの言葉を使って、当時の野党自民党が侮辱だと反発したことがあった。反発する方が無知なのである。
 国家とは合法的に暴力を独占する機関である。 
 警察や自衛隊は暴力の保持者である。
暴力装置の職員は、時として自分の身の危険を顧みず、国家の命令によって行動する。災害救助など、第一線の職員の働きに私も感謝している。
 しかし、議会の場で首相が率先して彼らに感謝しようと呼びかけるのは、政治家の重要な役目を放棄することを意味する。」と指摘した。
 最後に筆者は、「相次ぐ冤罪事件が示すように、暴力装置は、市民の基本的人権を侵すことがあり得る。
 軍事組織は軍需産業と結託して防衛の名のもとに高価な装置を買い込み、利権をむさぼることもあり得る。
 だから暴力装置には取扱注意の赤札を貼らなければならない。
 政治家が国民に代わって、注意の目を光らせることを任務としている。暴力装置が暴走しないように、常に市民の生命と権利のために働くように監視することは、議会人の誇りのはずである。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 あの光景を見て、筆者は「なんとも嫌なものを見たと感じた」とのことであるが、わたしは「怖い映像」「ハイルヒトラー」「愚かな現実」「国会よお前もか」と感じた。
 また沖縄の辺野古、高江の海上保安庁、機動隊の暴力、自衛隊のヘリ空輸、を見る限り、素直に全面的に彼らに謝意を表す気には、わたしはなれない。安倍総理や与党の議員には、後ろめたさでも感じているのだろうか?
 豊洲の市場を巡る問題やオリンピック開催にかかわる問題をメディアで見る限り、手放しで公務員に感謝を表していいのかと言う気がしている。
 もし感謝を呼びかけるなら、社会を支えている「万国の労働者、とりわけ日本の労働者」に日々の感謝を呼びかけるべきではないか。
 「違憲立法を国会で強行し、集団的自衛権の行使を一代の安倍内閣で容認を決め、自衛隊員を危険にさらされる」、
「沖縄で海上保安庁、警視庁が反対住民を力で排除し、住民の抵抗や非難にさらされる」、これらはすべて特別公務員たる「内閣、政府、国会議員」の判断・行為によって生じているものではないか。これも、国民の目をそらすテクニックのような気がしてならない。
 公僕に感謝の前に、それをしっかり監視するのが、議員の仕事ではないのか? 
 
 
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by sasakitosio | 2016-10-03 06:49 | 東京新聞を読んで | Trackback