英国労働党 < 政策集団「モメンタム」があり、党員は西欧最大の55万人!すごいなあ!!>
2016年 10月 02日
今日は、この筆者学ぶことにした。
まず筆者は、「昨年、英国労働党の党首に就いたJ・コービン氏は、」激し党内闘争を経て、最近、再び党首に選ばれた。
保守系メディアは、鉄道の国営化を主張する時代遅れの旧左翼と酷評するが、的外れの論評だ。」と切り出した。
つづけて筆者は、「同党にはこの1年で若い層が大量に入党し、西欧で最大の55万人の党員を誇る。彼らが中心の「モメンタム」と呼ばれる政策集団が、下からの民主主義・富の再分配・企業の監視等を主張してコービン氏を支える。
ネットを通じて情報交換や自己表現を図る世代で、たての命令系統より横の連携を重視する感性を政治に持ち込んでいる。
生活資金の実現や成長へ政府が関与する「企業国家」の提唱など、同党の政策には今のところ真新しいものはない。
しかし、市場原理と自己責任のサッチャーリズムによる社会の荒廃、サッチャーの子供たち(ブレア元党首など)が推進したグローバル化と企業優先への幻滅を経て、どう新しい理念と政策を提示できるかが問われている。」と指摘した。
最後に筆者は、「現代の問題は、英国の欧州連合(EU)離脱の国民投票や米大統領選で明確になったように、グローバル化をめぐる勝者と敗者、グローバル化と社会防衛へ凝縮される。
安倍政権が内々に認めるように「世界で一番企業が活動しやすい国」などと言う標語は、完全に陳腐化している。」として締めくくった。
読んで勉強になった。
J・コービン党首率いる「英国労働党」は、「西欧最大で党員55万人もいる」とのこと、
また「英国労働党の政策集団は「モメンタム」とよばれ、下からの民主主義・富の再分配・反緊縮策・企業の監視等を主張している」とのこと、
さらに、「モメンタムは、ネットを通じて情報交換や自己表現を図る世代で、たての命令系統より横の連携を重視する新しい感性を政治に持ち込んでいる」とのこと、 等々を知った。
季節に合わせて、示し合わせてように「花」が一斉に開花する。同じように人類は、時を同じく又は少しの時代差で、所を変えて同じような歴史を繰り返してきた。
その意味では、英国の労働党における「進化と増殖」の津波は、遠からず日本に到達するするはずだ、と思った。
自分には定かには見えないが、もう日本でも芽が育っているのかもしれない?